本サイトの名前の元であり、1985年の創刊以来日本のエロ雑誌の中心的役割を果たした伝説の雑誌『デラべっぴん』
“もっと女を愉しみたいマガジン”というキャッチのもと様々な企画で僕らを楽しませてくれた。
その歴史を日本一のデラべっぴんマニアである“DBM”氏(れっきとした一般の方)にその貴重なバックナンバーとともに振り返ってもらった…。
秋元ともみ、美穂由紀、牧本千幸、東清美、木田彩水、森永千代子…。フォト激画、 フォト小説、フォト激情、性知識講座、間違いを探せ!などのカラミ企画、ポップアップ ドール、オナマイド…。風写真帳、スタニングガールズコレクション、カッ飛び最新ビデオ情報…。
これらの単語を目にする(耳にするよりも)と胸がときめく、懐かしいという殿方は’80年代後半~’90年台前半に隆盛を極めた偉大なるエロ本『デラべっぴん』をご存知かと思います。
私、DBMもその中の一人です。最初に手にしたのは1989年1月号(No.38)でした。 当時エロいものに対して強烈に興味を持ち始め、土日に近所の商店(コンビニじゃない)へ出向き、「最もエロいと感じるエロ本を買う!」という意気込みと「僅かな小遣いでハズレ を引くわけにはいかない」という警戒心が入り混じった気持ちでエロ本、グラビア誌を立ち読みして品定めしていました。
Beppin、わんぱくBOY、アクションカメラ、女の子のあーしたいこーしたい…他諸々を 物色しつつ「ヌードだけじゃなく、エロい男女のカラミがある濃いやつが見たい」といつのまにか思うようになっていました。
『フォト激画』コーナーではラグビー部員に蹂躙されているナースが野外でおっぱい揉まれたり、股間に手を伸ばされたり、お尻丸出しだったり…。次のページ には『性知識講座』と称して素っ裸の女性モデルと男がやはり絡んでいるページが! 他にも『挑発遊戯図鑑』という扉に全裸トップレスで自分の胸に聴診器をあててる女の子 (沢田ユカ)のカットが! 女性の股間は黒か肌色で塗られて隠されているのが余計にいやらしく見えました。
「何だこのエロい世界は!」
というモヤモヤした淫靡さがあり、その雰囲気ととてつもない背徳感に興奮してチンポがギンギンになっていました。
「こんなエロい本、今買っておかなきゃもう手に入らない!」
500円を握りしめて店内に入り、黒木永子が表紙のデラべっぴんを購入したのでした。その後間もなくして初オナニーを体験し、毎日オナニーに励むようになりました…。
というわけで、あれから27年経つわけですが、21世紀にインターネットが普及しだしてからエロ専用HNということで、デラべっぴんが殊更好きだったのでDBM(デラべっぴんマニア) と名乗るようになりました。入れ込んでいた期間は一時代ですが、今でもズリネタにしているし 誰も名乗っていないしいいだろ!ということで(笑)。エロのコアな部分の人格はデラべっぴんで作られたDBMが、デラべっぴんの思い出を綴って参ります。
(文・DBM)