昔からの援助交際の延長で…今はデリヘルで本番営業中
◯若菜さん(仮名/20歳)現役女子大生
じつは昔、高校生の時に援交していたことがあるんです。友達に「お金になるよ」って言われて、やってみたら笑っちゃうくらい簡単にお金になったから、これは美味しいとか思っちゃって(笑)。
稼いで遊んで、お金がなくなったらまた援交相手を探すって感じだったし、1カ月にいくら稼いだとか自分でも理解してなかったりするけど、多い時は100万円くらい稼いでたんじゃないかな。
でも一度怖い目にあって、それからはすっぱり援交をやめました。というのも、拉致られそうになったんですよ。援交する時は、いつも相手の人に自撮り写真を送ってもらってて、その時はいかにも人の良さそうなおじさんの写真が送られてきたんだけど、待ち合わせ場所にやってきたのは、巨体でちょっとコワそうなお兄さん。
「若菜ちゃん? 送っていくから車に乗って」って私をワゴン車に押し込もうとするんです。なんかおじさんに頼まれたとか言って。これはヤバイって瞬間的に察知しましたね。
「すすすすみません、用事思い出したんで帰ります!」
「ちょ、待てよ!」
コワそあうなお兄さんの大きな手を振りほどいてダッシュで逃げたら、そのお兄さんが後ろからドシンドシンって巨体を揺らしながらすごい勢いで追いかけてきて、ホントに怖かったです。もう半泣きになってしまって…。
まぁなんとか逃げ切りましたけど。私こう見えてマラソン大会でいい成績をとったことがあったし、逃げ足にかなり自信があるんです(笑)。でもあの時は生きた心地がしなかった。今でも、あのまま車に乗せられてたらどうなってたんだろうって想像して震えたりするけど、当時はこの一件がトラウマになって、結局援交もまったくしなくなりました。
ただ、大学に入ってしばらくしたら、やっぱり遊びたくなるじゃないですか。で、援交は怖くてする気になれなかったから、その代わりに風俗店でバイトを始めたんですよね。まぁお店ならあんな怖い目に遭うこともないだろうと思って。
最初に入店したのはオナクラ店。理由はお客さんのオナニーを見てればいいってことだったから楽だと思って。実際、シコシコしているのを見て、適当に「大きいですね」とか、「うわ、いっぱいせーし出てますよ」とか言ってたら良かったんで、すごい楽でした(笑)。
でも慣れてくると、もっとお金が欲しくになって、オナクラの収入だけじゃ足りなくなってきました。その後は性感エステを経て、今では都内のデリヘルで働くようになったんですが…。
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