もっと早く捨てとけばよかったぁ
現れなかった白馬の王子様
「私、若いころは結構モテていたんです。それなりに言い寄ってくる男もいたし、実際に彼氏がいたこともありました。でも昔は理想が高すぎたせいで、求められても断ってばかり。恥ずかしい話だけど〝処女を守っていれば、いつか白馬に乗った王子様が現れる〟的なことを夢見ていたんですよね」
そう話すのは、OLの美沙さん(34歳)。このように、理想を求めるあまり身近な男で手を打てず、処女をこじらせる女性は意外に多い。
「要するに処女を神格化していたんですよね。でも20代も終わりになるとモテなくなるし、さすがに気づきます。〝あれ、このままだと私、一生処女!?〟って」
アラサーになって、ようやく夢から覚めた彼女。しかしすでに若くない彼女に言い寄ってくる男は現れず、焦りはさらに深くなっていく。そして今から2年前、32歳のときに彼女は処女を捨てることを決意した。
「相手は出会い系で知り合った40代のおじさん。このころになると、〝誰が相手でもいい〟って妥協するようになってて(笑)。でも、いざエッチしたら相手が上手くて、すごく気持ち良くなっちゃって……。こんなことならもっと早く処女を捨てておけばよかった(笑)」
30代でセックスに目覚めた美沙さん。今は手当たり次第にヤリまくっているとか。
「処女卒業後の2年間で、体験人数が20人になりました。もちろんその日限りの相手ばかり。今は王子様よりもエッチが上手な人重視です(笑)」
今後も若い頃の分まで男遊びを楽しむつもりだとか。
(掲載/「実話大報」2018年5月号)