お酒も女も大好きだというオジサマ方、お待たせ致しました、本誌、久々のスナック企画であります。
今回は、ホステスさんのエッチ事情を調査したぞ!!
程よく脂の乗ったホステスさんと
読者の皆さんはオンナと酒、どっちがお好き? なんですって、どっちも好き!?ですよねぇ(笑)。ってことで今回は、そんな中年諸氏にぴったりの企画をご用意。題して「場末のスナックお色気事情♥」です。
スナックといえば、言わずと知れた〝オジサマ族のオアシス〟。キャバクラみたいに若い女子に気を遣うこともなく、おまけに財布に優しい明朗会計。しかもホステスさんたちは、ほどよく脂の乗ったお色気系!
でもって下ネタもバリバリOKだし、なんか上手くいけば〝ヤラせてくれそう〟な雰囲気マン点なとこがいいんすよね。いや〝くれそう〟じゃなくて〝くれる〟ことも多々あるんですよ! かくいう記者(48歳)も、過去に3度ほど、近所のスナックのホステスさんとアフターセックスした経験あり……というわけで、場末のスナックでエロ事情を調査したぞ!
この歳で焦らし作戦通用せず?
「うちのお客さんで、下ネタしない人なんかいたかしら?」
と語ってくれたのは、東京の下町、錦糸町で働くホステスさん(45歳)。ちょいポチャで笑顔が魅力的なガラガラ声の熟女さん(笑)です。彼女、下ネタばかりしているからか、何がエロくて何がエロくないのか、分からなくなってきてるらしいのですが……。
「アフターでエッチ? あはは、何度かあるかも。みんな常連さんだけどね。若いキャバクラのコたちみたいに、ヤラせそうな素振りで焦らして店に来させるなんて作戦、この歳になると通用しないですからぁ(笑)。逆に私みたいなデブと、セックスしたいって言ってくれる男がいるっていうのが有り難いわよぉ」
お店的にもアフター以降は自由恋愛ってことで、ママもな〜んにも言わないそうです。ぜひ、記者も立候補したいものですが……逆に、こんなことを言うホステスさんもいらっしゃいました。
「スナックのお客さんって、ガラが悪いようで品行方正って人が多いですよね。お店で飲んでるときには〝いつになったらヤラせてくれんだよぉ〟なんて言うんですけど、何度もしつこく迫ってくるお客さんは稀。私の欲求不満具合とタイミングが合えば、エッチしてもいいと思ってるお客さんは結構いますよ。実際どうかって? まぁ、なくはない(笑)」(42歳/亀戸勤務)
なるほど、しつこく誘えばいいってもんでもないけど、誘わないとチャンスを逃すってことですな。
常連になれば確率グンとUP
調査の結果、お客さんとセックスしたことがあるホステスさんは、20人中11人と半数超え。意外に多くないっすか? とはいえ、相手はいずれも常連のお客さんばかり。やはり、一見客となると、よほどビビビと来る相手じゃないとセックスまでは持ち込めないようです。
が……常連客とセックスしたことによって困った事態にもなるとか。
「一番困るのはあれよ、一度やったくらいで彼氏気取りかよ、的な? そういうんじゃないんだよなぁ(笑)」(38歳/蒲田勤務)
聞けば……セックスしたお客が店にいる中、ほかのお客さんと楽しげに話しているだけで不機嫌になっちゃう人がいたらしいんですな。そりゃ、よくないね。同じくこんなホステスさんも。
「セックスしたお客の横で、ほかの人と下ネタしてたら急にキレだしてさ。ママに正直に白状して、その客を出禁にしてもらいました」(30歳/大宮勤務)
あくまでも相手はホステスさんですから、せっかくセックスできたんだから、した後も大人の対応しなくちゃいけませんな。
そのほかにも、ホステスさんたちから色んな話が聞けたので、かいつまんでご紹介しましょう。
「8年来の付き合いのお客さん。毎年、誕生日にお花とプレゼントをくれるんだけどね……全然誘ってこないの。痺れを切らして私から誘って、8年越しでようやくエッチしたのよねぇ(笑)」(46歳/小岩勤務)
「普段は三枚目のお客さんなんだけどね。その日はヒマでヒマで。9時から閉店までお客は彼だけ。ほかの女のコもママも12時前に〝戸締まりよろしく〜〟って帰っちゃったの。で、ふたりで飲んでたら彼が急に照れ始めて。なんか可愛く思えてきちゃって。オジサン相手に魔が刺して、鍵締めてそのままお店でヤッちゃった(笑)」(44歳/中野勤務)
どうです、ホステスさんたちも商売と言いながら、女に戻る瞬間があるようですな!
場末のスナックでイチャつく男女
さて、スナックでホステスさんに話を聞いて回った今回の企画ですが、スナックでセックスできる女性ってのは、なにもホステスさんだけに限らないようなんです。というのも……。
東京は亀戸のスナックに潜入した折、なかなかの女性客に遭遇したんですよ。そう、実はスナックって、気軽に飲んでる女性客も少なからずいるんですよね。ま、大抵は熟々の熟女さんですが。
で、そのときの店内の状況はというと、記者のほかに男性客がひとりと、その女性客がひとりという、しんみりした状況だったんですが……。
この先客の男女が、記者とホステスさんを尻目にベタベタ、ベタベタして、なんならキスとかしちゃってるわけですよ。
「あのカップル、やけにイチャイチャしてるねぇ」
とホステスさんに聞いてみた記者。夫婦がスナックでイチャつくわけないから、不倫カップルってとこだろう、なんて思ったんですがね。ホステスさんが小声で教えてくれた真相に仰天!
「違うのよ、あの人たち、お客さん同士なのよ。ふたりとも常連さんなんだけどね。店で一緒になったのは今日が初めて。で、彼女の方が彼を紹介してくれって言うからさ」
ふたり挨拶を交わし、それからたった2時間で、この状態だというんです!
女は会社経営のスキモノ熟女!
さらに……ホステスさんの口から信じられない発言が!
「彼女、会社経営者でお金持ちらしいのよねぇ。で、ダンナさんを家に残して週に2回は飲みにくるのよ。でもって、お店で居合わせた男性客のうち、必ずひとりを誘って、ホテルにお持ち帰りするっていうんで有名なオバサンなのよ」
聞けば、ホテル代も熟女持ちで、ホテルに誘われた男は彼女に散々ご奉仕しなければならないとか……。
そんな話を聞かされては、顔が気になって仕方がない。焼酎をチビチビやりながら、男の肩に頭をあずけて甘えモードに入っている熟女の横顔をチラチラとチラ見……と、
「年は51歳だけど、超巨乳らしいわよ」
再び記者の耳元でささやくホステスさん。
「持ち帰る男のタイプってあんの?」
と聞いてみると、
「全然。男なら誰でもいいみたいよ(笑)」
こんな熟女がお客でくるスナック……ちょっと通ってみたくなりますよね(笑)。ま、ホステスさんにとったら女の敵、なんでしょうけどね!
(掲載/「実話大報」2018年5月号)