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【川上奈々美記者会見レポート!】小説、写真集、ドキュメンタリー映画、改名、クラウドファンディングと第二の人生に向けてのプロジェクトを続々と発表!

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川上奈々美記者会見レポート!

当サイトで毎月、大好評連載中の「川上パイセンカウントダウン対談」でお馴染みの川上奈々美ちゃんが823日、東京・浅草ロック座で記者会見を行った。

【大好評連載! 川上パイセンカウントダウン対談カウント8】『デビュー前にお会いした忘年会でポロっと「絵本を書きたいんです」って話したら、川上さんが「いいじゃん!絵本!」って1秒くらいで回答してくれたんです』(八木)【後編】

会見では引退までの主な活動が発表され、来年112日に自伝的小説と引退記念写真集を出版し、渋谷ヒカリエと同じく渋谷のフリースペースであるダイトカイでの写真展も開催することが発表された。

自伝的小説は「今回、発表したモノづくりで一番苦しかった」とのことで、内容を聞かれると、「生い立ち、幼少期の話、デビューのきっかけ、それからの10年間、人との出会いともらった言葉、挫折したこと、そこからポジティブに開き直る感情も書いています」とのことで、本人がこれまで語らなかった光と影の部分が描かれてた大作になりそうだ。

その小説を誰に読んでほしいか聞かれると、「同じ職業の方たちには読んでもらいたい。最後には希望を与えるように書けているので、いまの環境に奮闘し悩んで、自分を変えたいと思っている方がもしいたら背中を少しでも押せる小説になっていると思います。個人名を出すとしたら、恵比寿マスカッツの総合プロデューサーであるマッコイ斉藤さんに見てもらいたいです」とコメントしてくれた。

撮影=熊谷直子

そして、写真集はこれまで2年半の間、撮り続けられており、引退までの姿を追ったドキュメンタリー的な内容になるそうだ。浅草ロック座のステージ写真はもちろんのこと、楽屋や舞台袖の風景も撮っており、本人曰く「前代未聞の写真集」ということで、いまから内容が気になるところだ。

さらに、現在進行形でドキュメンタリー映画『裸を脱いだ私(仮タイトル)』も撮影しており、今回の会見にも撮影クルーが同行。AVの撮影シーンや浅草ロック座ステージシーンも撮影しているとのことで、「いましか見えない景色を残して、後世に伝えたい」と意気込みを語ってくれた。

同時に俳優業への第一歩として、今後「川上なな実」と改名することを宣言し、自筆の掛け軸を披露。

名前の由来は「いまの職業から第二のステージに進むということで、心機一転が必要だった。自分の中で尖ったものがあったんですけど、それを少しでも丸くしたいと思い、ひらがなの『なな』を入れました。また『実』と言う意味を込めて、この『川上なな実』という名前を付けた」と語ってくれた。

また、お笑い芸人・さらば青春の光の森田哲也さんから応援のビデオメッセージが届き「川上さんとは以前、番組で共演させていただいたんですけど、共演するだいぶ前から抜かせていただいていました。この度、AVを卒業して次のステージに進むということで寂しい気持ちもありますけど、新たな船出を応援しています。写真集も素の表情が撮れていて素晴らしい作品だと思います。いろいろ苦難もあると思いますけど、本当に応援しておりますので今後とも頑張っていただきたいと思います。女優業に進出するということで万が一、共演することがありましたら、よろしくお願いいたします」とエールを送った。

メッセージを受け取った奈々美ちゃんは「すごい嬉しかったです。共演したいっておっしゃってくれたんですけど、私は俳優業に専念するので、共演ってことは役者業で共演するんですかね。もし共演するなら夫婦役で共演したいです」と笑顔で返答した。

最後は引退までのこれらの活動を支援するクラウドファンディングを設立し、「目標達成額がとても高額で1,811万円と心苦しいんですがドキュメンタリー映画と写真展を形にするというのはとても意味があることだと思っているので、今日、お話したプロジェクトに興味を持ってくれた方はご支援、ご協力をお願いしたいと思っております。この金額は無駄がない金額です。ぜひ応援していただきたいです」とファンへの支援を呼びかけた。

これまでも様々な夢をかなえてきた奈々美ちゃんだが、アダルト界卒業に向けて一気にスパートをかけた感があり、寂しい気持ちもあるが、第二の人生のために走り続ける奈々美ちゃんを応援し、これからも見続けよう!

撮影=熊谷直子

川上奈々美ツイッター:@nanamikawakami
川上奈々美インスタグラム:@nanamikawakami

(写真・取材:神楽坂文人

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