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【川上パイセンカウントダウン対談カウント0】カウントダウン対談最終回は女優、脚本家、そして川上なな実ドキュメンタリー映画の監督でもある灯敦生が登場!芸能界とAV界を繋ぐ夢の対談が実現!【前編】

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前回の「カウント1」がセクシー女優最終回でしたが、「カウント0」は芸能界で活躍する女優であり、脚本家である灯敦生さんを招き対談してもらった。

この対談は奇しくも、なな実さんがAV界を卒業し、芸能界へ本格的に足を踏み入れる前日の5月31日に行われた。
そのため、未来へと繋がる対談となっており、なな実ちゃんの今後の活躍を期待させる内容となった。また、灯さんが監督、撮影をした川上なな実ドキュメンタリー映画の内容にも触れており、映画が今後どのような展開をみせるのか楽しみだ。

それでは、川上なな実がセクシー女優最終日に行った魂の対談をご覧ください!(全2回・前編)

 

そして、朗報! 当連載がデジタル書籍として発売予定です! カウント10から、今回のカウント0まで全文掲載しますのでご期待ください。

【 #川上パイセンカウントダウン対談 カウント1】セクシー女優最後の対談相手はベストフレンドの小島みなみちゃんが登場!「当時から、こじといろいろと話していたけど嫉妬をすごいしていた。いま思うと」(川上)【前編】

 

 

川上パイセンカウントダウン対談0・前編!

――今回は川上なな実さんの引退ドキュメンタリー映画『裸を脱いだ私』を監督、撮影している灯敦生さんを招きまして、いよいよ最終回「カウント0」の対談となりました。灯さんは主にどういう活動をしていますか?

川上なな実(以下、川上) 映画の監督であるけど、私も他にどんな活動をしているのか知りたいんだよ(笑)。何者なのか? 何屋でいいのか?

灯敦生(以下、灯) 確かに。

川上 脚本をいちばんやっているのかな?

 脚本をいちばんやっている。

川上 映像監督もやっているし、役者もやっているし、ラジオDJもやっているでしょ?

 ラジオDJもやっています。

川上 あと歌手もやっているでしょ?

 やっている。作詞家もやっているし、あとはなにをやっているんだろ? そんなもんかな?

川上 そんなもんって言っても6つも肩書があるけど(笑)。それは仕事の話がくるからやるの?

 そうそう。元々は高校生の時から脚本家になりたかったんです。

川上 きっかけはなにかな?

 テレビドラマ大好きっ子だったんです。全てのドラマ番組を録画して、好きじゃないものも3話までは観ることを高校生の時にしていたんです。

川上 いちばんハマったドラマはなにかな?

 『わたしたちの教科書』がすごく好き。『Q10』も好きだし、そのドラマの池松壮亮さんが特に好きでした。実は池松さんは大学の先輩で、私が入学した前年に、卒業しちゃったんですけど、私が日藝(日本大学藝術学部)に入った理由に、池松さんの母校というのもほんのちょっとだけある(笑)。

川上 へ~! 私も好きだよ~。

 池松さん?

川上 好き~。いいよね。この前、池松さんのインタビューを読んだけど、素晴らしい考えだよね。結構、正直に言うんだなって思ったし、昔からブレていないなと思った。良くも悪くもいろんな作品にこれから出演していって、自分の中では伝えたいものがしっかりあるんだなと思った。

 素敵だね。あと学生時代、吉高由里子さんと戸田恵梨香さんが大好きだった。あ、なぁ(川上なな実)さんって吉高さんに似ているかも?

川上 ええ! 嬉しい! それは初めて言われた。

 その2人の女優さんが、就職氷河期に漫才コンビを組むって話を当て書きで、高校生の時、初めて脚本を書いたの。

川上 なに、それ面白そう! それは課題で書いたの?

 好きすぎて自主的に書いただけなの。

川上 あはは(笑)。

 文筆家になりたいほど綴りたいものはなかったんだけど、人を笑わせたりするのはめっちゃ好きで、なにかを表現したいとか、訴えかけたいという想いはなかった。

川上 最初はそこまでないよ。

 でも、文章を書く人たちは、小説家になりたいとか、なにかを伝えたくて、筆を握ることのほうが多いと思うんだよね。

川上 ああ、筆を握る人たちはそういうことか。だとすると、その入り方は面白いよね。

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