AV業界の救世主!? アダルトVR
昨今、はっきり言ってアダルトビデオなんてなかなか売れなくなってきていて、一部を除いてどこのメーカーも虫の息。
そりゃネットで検索をかければエロ動画なんてタダで転がってますからね。作る方もモチベーションが下がるというもの。
そこへ、神風のように現れたアダルトVR。
いや、まじでね、VRを撮り始めて息を吹き返したメーカーもあるんですよ。
こちらは画質やデータの容量問題もあってよほどのリスクを犯さない限りは買うしかない。それと比較的若いユーザーも多いということで活況を呈している。
自分は普段、映像編集の仕事をしていてAV制作の末席にいる身なんですけど、数年前からVR映像にハマってまして、実はFANZAさんでかなり購入しまくっているんですよ。
いや、これは断言しときますが、いずれAVは、一部の素人動画とフェチAVを抜かせばVR主流の時代がやってくる。
技術的には16Kの360度アダルトVRはもちろん、女優さんのデータだけ抜き取って本人そっくりのフルCG映像を楽しむなんて時代が来るかもしれない。
でもね、売れ線まっしぐらのわりにはネットにVRの紹介記事が少ない。このデラべっぴんRだってあまりVR関連の記事は見かけない。
これは需要と供給のバランスが悪い。
だって今、FANZAでいちばん売れている作品は『VR NO.1 STYLE 河北彩花 解禁』ですからね。それなのにFANZAニュースでもそこまで取り上げているようには見えない。
そこで期待の新連載(たぶん)。ここでは注目作品の紹介を始め、最新のVR事情やアダルトVR業界のあれこれを書いていこうという(意気込み十分な)企画。基本は今売れている作品が中心になりますかね。
ただランキング作品だけだとバラエティに富んだVR作品の魅力を伝えきれないこともあるとは思うので、VRならではの面白い企画作品も拾っていこう思います。
そしてもう1つ、コレは声を大にして言っておきますが、紹介作品は今のところすべて自腹購入。普段は2Dの編集のみでときどき技術スタッフとして現場に出る程度。アダルトVRは完全に趣味のガチユーザーで、そういう意味ではどこのメーカーにも気兼ねする必要は無い。
もちろん制作者としては大いなるリスペクトを持ちつつも、同業者であるがゆえに好き勝手、言わせてもらおうと思っています。
ついでにデバイス(ゴーグルですね)の話やら、アプリへの悪態(ちがった要望だ)とかも書いちゃいたい。不満はいっぱいありますよ。まだまだ発展途上のコンテンツなんでそりゃあそうだろ。ただこちとら自腹じゃ、そこの部分もいろいろ言わせてもらいますぜ。
といことで記念すべき1発目は、先ほど名前を挙げたこの作品のレビューからにしましようか。
『VR NO.1 STYLE 河北彩花 解禁』
アダルトVRの最大の売りは、なんといってもその臨場感。
女優さんが至近距離で微笑んだりキスしたり裸を見せてくれたりする。
自分も最初、Oculus GO(というゴーグル)で視聴したときにビックリしましたね。
ホントに女優さんとキスしている様な錯覚に陥りましてね。背中にゾゾゾっと電気が走ったのを覚えています。
それが絶世の美人。どこ見ても完璧な顔の女の子が前にいて、向こうからキス顔して迫ってきたらもうたまんないでしょうね。
だから、河北彩花ちゃんの作品が売れてしまうのは当然の帰結なのです。
ドアップにも耐えられる容姿。
傷一つ無い透き通る様な肌。
女性としてしなやかで完璧なスタイル。
美人ってね、見ているだけで幸せな気持ちになれるんですよ。
河北彩花ちゃんの待ちに待ったVR。みんな心待ちにしてました。
いやー買っちゃいますよね。予約の段階でお気に入り1万越え。
たとえ企画がアレだったとしても彼女初VRですからね。とりあえず見てみたくなります。
そして実際、11月発売されてセールにもなっていないのに未だに売れ筋上位にランキングされ続けている。確かに総合的に見て買って損はないかも。
作品構成は4チャプター
1.自己紹介とVRでの初脱ぎ。M字開帳、クリ弄り、クンニイキ。頻繁な視点移動有り。
2.天井視点で騎乗位。水平視点で座位。地面視点で後背位。顔面特化。正常位で腹射。
3.ポニーテール、Vネック。男の膝の上で乳首愛撫。手コキ、フェラ抜きで口内発射。
4.お酒のみながら甘々イチャコラセックス。座位、騎乗位、正上位で腹射。キス多目。
1.は視点移動が多くVRというよりは完全主観撮影みたい。視点が頻繁に動くので自分の意志とは無関係に体が動く感覚に見舞われるので、慣れないと気持ち悪いと思うかもしれない。この辺りの感覚はVR映像を体験したことがない人にはわからないかな。
ただ初VR視聴の人はこれが標準だと思われるとはっきり言って困る。こういう撮り方はかなりレア。
むしろ2.がある意味すごい。
体位によって特化視点に変えている。
まず視聴者は仰向けの状態で始まるのだが、こちらは今、流行の天井特化。女の子を見上げている形で騎乗位をする。
その次に座位となって視点が水平になる。ただしこのときはかなり顔が近くにあるので、アソコを突かれてあえぐ彩花ちゃんの顔を存分に楽しめる。
その次が後背位。そこでは視点がやや地面に向けて見下ろす視界になっていてそこで背中からお尻のラインを堪能できる。
最後に正常位。こちらも今、特に流行っている顔面特化で、ハメシロ無視でとにかく彩花ちゃんの顔を超間近なところで見ることになる。
そしてやや体を離してからの覆い被さり正常位でお腹に発射。
監督のZANPAさんは今VRで流行の撮り方を網羅する形でこの2.のコーナーにぶち込んでいる感じで、さすが最前線でしのぎを削っているだけのことはある。
初VR視聴の方はこの撮り方を標準としてしまうと他の作品が見劣りしてしまうかもしれない。それぐらい最先端をやっている。
続く3.4.もやっていることは何気ない設定なのだけど、定番のイチャラブ風でVRの基本を見せている。まずキス多目。ここ、VRではとっても大事。囁きも女の子からのハグも入っている。これで一気に没入感が得られる。
全体を通してみると、バランスを取った総花的な企画で、そこは初VRということなのだろうか。
また考えようによっては3.4.のコーナーだけで一つの作品として売っていてもおかしくないので、そういう意味ではコスパも良い。
まあでもそれもこれも女優がいいからで、「ぎゅーってしていい?」とか何度か言わせてハグさせたり、こんな美少女のアナルがドバーンと目の前にあったり、本気で照れながらジワジワくる感じのキスを何回もしてくれたりと、それだけでニヤニヤしちゃうね。またイク時の顔が可愛くて、それが間近で見られるだけでも最高なのよね。
【映像画質○ キス位置○ 目線位置◎ チンポジ◎ 体の大きさ◎】
ふだんはフリーのアダルト映像編集&技術スタッフ。時々、月刊FANZAでAVレビューを書いている。VRは月10本ぐらい購入。使用デバイスはOculus Quest2。ゲーミングチェアで横になりながらにVRやサブスク動画を視聴。ときどきVRのプラネタリウムに籠もる。