【橘メアリーBirthday LIVE 2023レポート!】
アーティストグループ「ギンギン♂ガールズ」と「BLACK DIAMOND」に所属する橘メアリーちゃんは、ソロアーティストとしても活躍しており、これまで何度もソロライブを開催してきました。
7月7日にミルキーポップジェネレーション(以下、ミルジェネ)主催で行われた「橘メアリーBirthday LIVE 2023」は毎年恒例の名物ライブとなっており、今回で3回目のバースデーライブとなりました。
そのため会場となった東京・三軒茶屋グレープフルーツムーンは満員!入り口には仲のいい女優仲間から豪華なスタンド花も贈られて、メアリーちゃんのバースデーライブに文字通り花を添えました。
メアリーちゃんにしか着られないであろう、セクシー&ゴージャスな深紅のドレスで登場し、『花火』(aiko)を力強く歌いライブはスタート!
曲後、大きな拍手と声援が送られると、「本日はバースデーライブに来てくださったみなさん、本当にありがとうございます。私、本日誕生日を迎えました」と少し照れた表情でMC。
すると、再び会場は大きな拍手に包まれます。
続けて、「30歳ですよ。私が30歳になるなんて思わなかったです(笑)。大切な節目の日に、一緒に過ごしてくれて本当にありがとうございます。こうして7月7日にバースデーライブをさせてもらうのは3回目です。毎年、ミルジェネさんでバースデーライブをやらせてもらえてありがとうございます」と感謝の言葉を伝え、キーボード&コーラスの平方元さんと、ギター&コーラスの福田正人さんを紹介。このメンバーでワンマンライブをするのは初めてとのことです。
快調な滑り出しを見せ2曲目は、『If i ain’t got you』(Alicia Keys)を情熱的に歌います。「この曲はミルジェネの初めてのライブで歌わせてもらいました」とのことで、2021年5月に行われた「月で逢いましょうvol.11」でも披露。
当時は平方さんとデュエットで歌いましたが、今回は全てソロで歌唱してくれました。
3曲目は『うたかた花火』(supercell)、4曲目は 『花cherie』(西島隆弘)を連続で歌い、「今回のセットリストは自分では気が付かなかったんですけど、『花』が付く曲が多いんです」とコメント。確かにここまで4曲中、3曲のタイトルに「花」の文字があります。
そして、「次の曲は私の青春の曲」という『鳥の詩』(Lia) を歌いますが、同曲は中学生の頃から歌っているそうです。その思い出の曲をバースデーライブで披露出来るとは、とても感慨深いのではないでしょうか。
6曲目は『カタオモイ』(Aimer)を明るい笑顔とともに歌い、曲後は「今日の衣装はどうですか?」とファンに聞くと、「かわいい!」の声が飛びます。そして、「次の曲をイメージして選んだんです」と説明し、『華奢なリップ (feat. ちゃんみな) 』(ジェニーハイ)を歌います。
いよいよライブも佳境に入り、「次の曲で最後です」と言うと、ファンからは「え~!」という声が上がります。続けて、「絶対、絶対、この3人で歌いたかったんです。ビシッと盛り上げていきたいと思います」と気合を入れ3人でハーモニーを取り、『WINDING ROAD』(絢香×コブクロ)でバースデーライブを締めてくれました。
笑顔でステージを去るメアリーちゃんですが、ファンから「アンコール!」の声が上がり再び登場。
息を切らしながらも、「本当に今日はありがとうございました。いい夜になりました。女優人生ももうすぐ10年になるんです。辞めようと思ったことも何百回もあって・・・」と言うと、ファンから「辞めないで!」の声がかかります。
その声に後押しされるように、「いまが女優人生で一番楽しい時です。私はまだ引退しませんので、行けるところまで行きたいと思います」と宣言すると、平方さんが「メアリーちゃんが『本当に女優を辞めないでよかった』って言ったんです。それがすごく印象的だった」とスタジオでの秘話を披露。
それを受けて、「こうしてみなさんに30歳をお祝いしてもらったし、これからも頑張りますのでお願いします!」とファンと約束。その勢いのままアンコールで『愛をこめて花束を』(Superfly)を絶唱。ファンに愛という花束を贈ってくれました。
ここでライブは大団円でしたが、さらに嬉しいハプニングが! 平方さんが突如、『ハッピーバースデートゥーユー』を弾きはじめると、「うそ!?」と驚くメアリーちゃん。バースデーケーキが贈られ、「ありがとう!」を連発して感激する姿が見られました。
こうしてファンやスタッフから祝福されたメアリーちゃんは、「30歳のメアリーにもついて来てください! また来年、私のバースデーライブで会いましょう!」と満面の笑顔でメッセージを送り、素晴らしいライブは終了となりました。
「また来年」という言葉があったように、今後も女優として、そしてアーティストとしての活躍にも期待が寄せられます。今後のさらなる飛躍を期待しましょう!
(写真・取材:神楽坂文人)
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