―― そもそもアダルト業界のイメージはどう抱いていましたか?
石田 そういうお仕事があるのは知っていましたが、興味がなく、アダルト作品を見たことがなかったので何もイメージがありませんでした。本当に何も知らなくて、モザイクがかかることも知りませんでした。それくらいイメージがなかったですね(笑)。
―― そこまで何も知らないとは、本当に初心ですね。アイドル時代に女性同士でキャッキャ言いながらエッチなDVDなどを見たこともないですか?
石田 そういう体験もなくて、絶対ありえない世界でした。
―― そのありえない世界に出演して、実際の撮影はどうでした?
石田 場当たりもカット割りもなく、あんなに長回しで撮るんだってビックリしました。
―― 初めて人前で洋服を脱ぐシーンはどうでしたか?
石田 例えばイメージDVDの水着撮影だと、決めボーズをして笑顔を作るといったアイドルらしいテーマがありますよね。でも、アダルト作品は、ただ、ただ、脱ぐという状態なんです。
―― 素の反応を見たいんです。
石田 普通に脱いでいるから「これでいいのかな?」という不安やソワソワする感じがあり、緊張しすぎて冷静な自分がどこかに飛んでいってしまいました(笑)。
―― そんな純粋な石田さんがデビュー作を経験してどうでしたか?
石田 もう全てが初めてでドキドキしっぱなしでした。監督さんや男優さんに優しくリードしていただき、いろいろできたと思ってます。まるでジェドコースターに乗っているみたいに始まる前はドキドキして、どうなるんだろって感じでしたが、始まったらもう頭が真っ白になってほとんど覚えてないです。
―― デビュー作の評判はどうですか?
石田 どうなんでしょう? 見ている方がどう感じているかは分からないですが、私としてはやれるだけのことはやり切ったと思っています。
―― 初セックスの発射シーンで胸に精液を出されるときに、思わず手で拒んでいるシーンがリアルでした。
石田 初めてだったので、どうなるか分からなかったんです。その時の気持ちは全く覚えていませんが、とにかく未知の体験だから、構えてしまったのかもしれませんというのが正直な感想です。どうなるのかという不安が現れたのかもしれません。
―― 撮影を終えて全体的な感想はありますか?
石田 私が「何をしていたんだろう」という気持ちになったことは、人生で初めてなのでビックリしました。撮影時はジェットコースターに乗っているような気持ちで、恥ずかしさもありましたが、ワチャワチャしちゃって、監督さんや男優さんのリードがなければ乗り切ることはできなかったと思います。
―― ズバリ、ヌキどころは?
石田 スタッフの方にも言われたんですが、初めての経験というのは一度きりなので、デビュー作で体験している全てのことを見てほしいです。
―― アダルト業界だからこそやりたいことはありますか?
石田 自分自身の性の解放です。多分リアルでは一生経験しないことが待っていると思うので、そこは楽しみです。
―― いまはセクシー女優もアイドル活動をやっているので、再びアイドル活動もしたいですか?
石田 アイドルは2015年10月31日で燃え尽きました。そこから新しくアイドルというべージを人生に刻みたくなくて、本当にあの時だからこそ素敵な経験をさせてもらったと思うので、アイドル「石田佳蓮」の歴史には幕を閉じました。
―― アイドルの石田佳蓮はジ・エンドですか。今後やりたいプレイや設定はありますか?
石田 プレイや設定というよりも、私にはこれがいいと思った作品内容に対して、みなさんが思う以上の私を見せることをやり切りたいです!
―― 今回はかなり熱く語ってもらいました。では、デビューするにあたり読者へメッセージをお願いします。
石田 私がこうしたいと思っていることを受け入れて、セクシー女優になっても応援してくれるこれまでのファン様も、私を新しく知ってくださったみなさまも、私にとっては同じファン様なので、一緒に頑張っていきたいと思います。今後の抱負はやり切ることなので、応援よろしくお願いします! SNSもフォローしてください!
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(インタビュー・構成:神楽坂文人 インタビュー協力:LIGHT)