女優オーラが皆無なせいか全く気付かれないんです
——お話うかがってて、全然女優さんっぽさがないですね。こう、ご本人の意識として、アイドルっぽさがないというか、自分が特別だと全く思ってない感じがします。
沙樹 全然ないです。多分、女優オーラがないんですよ。
——外を歩いてて、声かけられたりしません?
沙樹 一度もないです(笑)。これだけ長くやってるのに。本当に埋没してるんだと思います。
——女優さんとかじゃなく、普通のかわいい女の子だと思われてるんですかね(笑)。
沙樹 いやいや(笑)。撮影の時とか、こういう取材の時ぐらいしか「女優」として存在してる時間がないから、女優って感じしないんですよ。たまに自分がこの仕事してるのを忘れそうになりますね(笑)。
——自然体すぎてなんか面白いことになってますね(笑)。仕事で悩んだりすることってないんですか?
沙樹 ないですねぇ。仕事以外でも、悩むことってあんまりないですね。だから病んだりとかもないし……幸せです、私。
——ネットを見てれば幸せだと。
沙樹 そうですね(笑)。
——すごくテンションが安定してる感じですけど、恋愛観とかはどうなんですか?
沙樹 昔はすごい適当でしたね。付き合ってはみるけど、将来的なこととか全然考えてなかった。合わなければ別れればいいや、ぐらいで。今はちゃんと、付き合ったらその先のこと、結婚とかも考えないといけないかなと思いますけど。
——考えないといけないかな、ってことは、まだ考えてないんですね?
沙樹 そんなことないですよ! ちゃんと考えてますよ(笑)。
——せっかくの機会なので、ファンの方に一言お願いできますか?
沙樹 最近ファンになって下さる方もいて嬉しいんですけど、長年応援して下さってる方がいるのは本当にありがたいと思ってます。ありがとうございます。
■自然体にもほどがあるだろうと言いたくなるほどの究極の自然体。透明感があって、デビュー時から変わらない美しさで、外見にも内面にも無理が全然ない。これは、みんな好きになるし、人気も続くはずだと心から納得できる女優さんでした。
(掲載/『月刊DMM 8月号』 取材/雨宮まみ)
にのみや・さき 1985年4月10日生まれ T158/B83W60H86 東京都出身 趣味・特技:買い物、ビデオ鑑賞