
本庄鈴「月で逢いましょうvol.147」ライブレポート!
本庄鈴ちゃんの6回目となるワンマンライブ「月で逢いましょうvol.147」が、待望の瞬間を迎えるかたちで、5月28日、東京・三軒茶屋グレープフルーツムーンにて開催されました!
3年という時間を経てのステージ復活に、開演前から会場には高揚感がじわじわと広がり、開演の瞬間を今か今かと待ちわびる空気に包まれていました。
そんな熱気の中、今回もバックにはピアノ&コーラスで平方元さん、ギター&コーラスで福田正人さんが参加し、鈴ちゃんとともに特別な夜を彩っていきます。
前回のワンマンライブ開催は2023年5月なので、実に3年ぶりとなります。会場には多くのファンが詰めかけ、ライブハウスの奥までぎっしりとファンで埋まっていました。
■前回のライブの模様はこちらから


鈴ちゃんの清廉なイメージに合う純白の衣装で登場。大声援で迎えられました。1曲目は『猫になりたい』(つじあやの)を直立不動で優しく歌い上げ、透明感のある歌声で会場を一気に鈴ちゃんの世界観へと引き込みました。
続けて『やさしさに包まれたなら』(荒井由実)になると、会場からは自然と手拍子が起こり、温かな空気に包まれていきました。
MCでは「こんばんは、本庄鈴です。今日はミルジェネのワンマンライブ『月で逢いましょう147』に来ていただいてありがとうございます。私のライブは、静かにゆったりと進んでいくライブなので、ゆったりと聞いてくれたら嬉しいです。始まっちゃうと、あっという間に終わってしまうので、しっかりとみなさんとの時間を楽しみたいと思います。よろしくお願いします」と挨拶。実直さが伝わってきます。
3曲目は『カントリーロード』(本名陽子)を雄大に歌い上げ、『明日、春が来たら』(松たか子)では、青春時代を思い起こさせるノスタルジックな気持ちになりました。
そして、MCでは「次に歌う曲は、少ししっとりした曲になります。映画『余命10年』の主題歌にもなっていた曲で、映画もすごく素晴らしかったんですけど、曲も本当に素晴らしくて、いいなと思ってこの曲を選びました。ゆっくりと聞いていただけたら嬉しいです」と、次の曲『うるうびと』(RADWIMPS)を紹介。
歌っている最中、目に涙を浮かべている様子が見られ、観客へ大きな感動を与えていました。
曲後はバックを務める平方さんと福田さんを紹介。福田さんが鈴ちゃんの趣味であるサウナにちなんだTシャツを着ていることから、サウナにちなんだ和やかな会話が続き、鈴ちゃんもリラックス。バックメンバーのこうした気遣いも同ライブの魅力となっているのです。
そして、ライブも後半へと進み、『チェリー』(スピッツ)ではリズムを取りながら楽しく歌う姿を披露。曲後、大きく深呼吸をして瞼を閉じ、『正解』(RADWIMPS)に臨みました。感情を込めながら、一言一言を大切に歌う姿が印象的でした。

ここでライブは終了しましたが、アンコールを求める絶え間ない手拍子に迎えられ、再びステージに登場。『歩いて帰ろう』(絢香)を軽やかに、しかし力強く歌い上げました。
最後のMCでは鈴ちゃんがAIで作った開演前動画の話題になり、制作秘話も語られ、「今月で8周年を迎えることができました。この8年間を振り返ると、私一人の力でできたことは、一つもなかったと思います。ここまで続けてこられたのは、いつも応援してくださるみなさんのおかげですし、支えてくださった事務所の方のおかげだと思っています。これから9年目、10年目と頑張っていきたいと思っています。みなさんと一緒に歩んでいけたらと思っています。なので、ついてきてくれたらすごく嬉しいです」と決意を新たにすると、会場全体から大きな拍手が起こりました。
続けて「それでは、最後の1曲になります」と『たしかなこと』(小田和正)をファンや関係者へ感謝の気持ちを伝えるように丁寧に歌い、ライブは無事終了しました。

3年ぶりのワンマンライブとなった今回も、静かで丁寧な歌声が会場全体をやわらかく包み込み、鈴ちゃんらしい優しさに満ちた時間がゆっくりと流れていきました。一曲ごとに込められた感情や、ふとした瞬間に見せる表情のひとつひとつが、観る者の心に深く残るステージとなりました。
8周年という節目を経て立ったこのステージは、これまでの歩みを確かめるようでありながら、同時にその先へと続く未来を指し示すような時間でもありました。積み重ねてきた日々の延長線上に、これからの9年目、10年目の物語が静かに描かれていくことを感じさせます。
次にこの歌声に出会える瞬間は、きっとまた新しい景色を連れてくるはずです。その日を楽しみに、静かに期待を膨らませたくなるような余韻に満ちたステージでした!
(写真・取材:神楽坂文人)
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