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【AV OPEN 2016 男優賞受賞記念インタビュー】田淵正浩さんがAV男優人生を語る!!「年間2~300人とやるから10年で2~3000人とエッチしてることになるんですけど…」体験人数1000人超えた先に見えるものとは…【前編】

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初現場はエロ本、3時間で1万5千円でした

--オバタさんの誘いを断っていたのに、最終的にやってみようと思ったのは?

田淵 当時、工事現場のセメント運びや掃除の雑務が9時〜5時でバイト料9千円。オバタさんが言うには、「3時間の簡単な、形だけの挿れなくていい勃たなくていい撮影」で、ま、安物のエロ本ですけど、3時間で1万5千円くれるって言うんですよ。

--雑誌のカラミの男役?

田淵 そうです。こっちのほうが率がいい、セメントを運ばなくていい、埃にまみれなくていい、ホテルの部屋でお姉ちゃん抱いてるだけだからよかったなって2回3回やって、それが1989年で、1990年の1月に鮎川真理さんのAVに出たんです。

--なるほど。人は楽なほうに行きますよね。

田淵 ズボラで怠惰な若者でしたから、女に触れる、お金もらえるっていうだけで、そっちになびいちゃうんですよ。

--多くのAV男優の入り口はそこですもんね。

田淵 それがないとやらないでしょうね。

--じゃあ田淵さんは、ある日突然今見たくSEXが上手くなったわけではなく、少しづつキャリアを重ねて?

田淵 そうですね。

--新人の女優のデビュー作の初カラミなどは、やはりそういう意識をするもんですか?

田淵 若い時は意識しましたけど、10年越えるとそういうのはないですね。10年やると(男優は)みんな達観してますね、数やりすぎちゃって。年間2~300人とやるから10年で2~3000人とエッチしてることになるんですけど、多分1000人越えた時点で達観してますよ。

--男優やると皆さんそうなるんですかね。

田淵 これはね、誰がやってもなります。女2~3000人経験すると絶対なりますよ。

--素人時代にユーザーとしてAVは見てたんですか?

田淵 見てました見てました。

--VHSテープの時代ですね。

田淵 レンタルビデオ全盛期の頃で、ダイヤモンド映像、クリスタル映像、KUKI、h.m.p、アテナ映像とかが一番栄えてた頃ですね。

--単体から企画物まで?

田淵 見てました。当時も今も意見変わらないんですけど、普通の芸能をやってる女優さんとか歌手より、AVのコが可愛いぞと学生の頃から思ってて。

--それは同感です。とりあえず今はS1の専属女優の顔を見るだけでそれは納得できますよね。

田淵 可愛さと色気の混在はAVの人しかいない。普通のアイドルは綺麗な顔しか見せないでしょ。色気を見せると売れない。

--私生活の女の顔を見せてしまうとファンは興ざめしますからね。

田淵 ですからAV女優っていいなと思ってました。

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