－－ふむふむ。田淵さんは、もうじゅうぶんに加藤鷹さんの域に到達したと思いますよ。だから二村さんに指名されたんですよ。
田淵 僕は男優を始めて、あんまり何も考えずにずっとボヤーッとダラーッと生きてきただけで、あんまり何とかしてやろうっていう気がなかったのがたまたま二村さんにはよく見えたのか、声かけてくださったんです。そもそもAV男優業も自発的ではなくて、オバタさん（※インタビュー前編参照）に誘われたからバイト感覚で始めてみたんで。僕、自分から何かしようっていう気がさらさらないんですよ。人に誘われてやったら何となくできちゃったみたいな。僕の人生ほとんどそれなんです。
－－そういう人には共感します！ 自分のライター業の始まりがそうなんで。やってみない？ と向こうから来た仕事しかせずに今日まで来たので。
田淵 一緒ですね。
－－田淵さんに一緒と言われて嬉しいなぁ。でも、長くやりたいと思っても続けられないない人のほうが多いんですから、田淵さんはすごいと思います。
田淵 同期のチョコボール向井さんは2～3年前に辞めちゃったんですけど、常に2番手3番手の位置でヌルーッとユルーッとダラーッとやってたのが、長続きの秘訣だったかも知れないですね。
－－いろんな業界で聞きそうな話ですね、漫画家とか。
田淵 あー、漫画家はそうでしょうね。
－－来年50歳になったらどうしよう、なども深く考えていない？
田淵 でも今回、AVオープン2016で男優賞もいただいたから、もうあと5年、10年、行けるところまで行ってみようって思うようになりました。
－－50の田淵さんも、60の田淵さんも間違いなくいい仕事を見せてくれそう。僕、ずっと追いかけますから！
今回のインタビューの別バージョンをDMMニュースでも配信中！
?こちらでは田淵さんがSEXに強くなるスクワットを実演!?
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http://news.dmm.co.jp/article/992829/
news.dmm.co.jp
（インタビュー・沢木毅彦）
