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あの超有名単体女優も元はフーゾク嬢出身だった…【松本雷太のニッポン風俗史講座 第4回「AVと風俗の関係性」】

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世界に名立たるニッポンの『フーゾク』は、世界で唯一進化し続けているオンリーワンの存在だ。そんな日本の風俗史を探る第四回は、『AVと風俗の関係性』の秘話に迫る!

 

松本雷太のニッポン風俗史講座
第4回「AVと風俗の関係性」

 

◯あの有名単体女優は風俗店出身だった!

 AV女優の3分の2が何らかの風俗に転身すると言われる現在、その中心になるのは、AV女優ヒエラルキーの下層部を担う企画女優がメインだ。

 しかし、1980年代のAV草創期は今とは逆で、イヴ(歌舞伎町『USA』出身)や早川愛美(高田馬場『S』出身)といった当時の超人気女優は、じつは風俗店出身であった。飯島愛をAV界に誘ったと言われる後藤えり子もまた新宿のソープ『D』に在籍していた。

 

イヴはノーパン喫茶で働いていたところでテレビに出演。やがてAVに出演するようになった。

 

「当時は人気女優は限られていて、各メーカーが脱げるアイドル女優を捜していたんです」

 そう振り返るのは、大手AVメーカーで広報を担当していたM氏だ。トップ女優を抱えていないメーカーや女優事務所は、風俗店で人気の女のコをスカウトすることもあったという。

「有名どころだと坂巻リオナや森村ハニーは、ソープにいる所をスカウトされました。森村は兼業で、AVデビュー後の予約獲得の熾烈さは吉原ソープ史上最も激しい嬢のひとりでした」(M氏)

 AV引退後に風俗に転身する女優が急増したのは2000年前後からである。

 

 

◯あの女優とNN!? AVプレイに感激

 おりしも当時、風俗界はフードルブームのまっただ中。池袋、新宿、渋谷のヘルスやイメクラには、結城杏奈や泉星香をはじめ、笠木忍、樹原まい、澤宮有希などの若手企画単体女優が在籍し、風俗誌でも『AV風俗嬢』特集を組むことがよくあった。

 では、はたしてそんなAV女優の風俗でのサービスはどうなのか? AV風俗に多数潜入取材した風俗ライターの前田敬司郎氏に話を聞いた。

「人妻系ばかり20人ほど入りましたけど、印象に残っているのは少ないです。志○玲子はソープでした。NSだったんで、『いいんですか?』って聞いたら『いいわよ』って、そのまま行きました。こんな有名女優と3万円程度で遊べるなんて夢ですよ。」

前田氏の話はつづく。

「コスパが高かったのは倖○李梨です。デリヘルは女のコのレベルによって指名料がクラス分けされてる場合が多いですけど、彼女は上から2番目のクラス。元々それほど高くないデリなので3万円くらいでした。ダメもとで本○お願いしたら、『名前が知れてるからダメなの』って。まあ、当然ですね。」

 

左・中○ちはる。若くてカワイイNN女優として名を馳せたが、風俗でも同じだった。右・元は神戸のヘルスにいた北沢忍

 

なんとも羨ましい話だ。さらに前田氏によるとNNが可能だった女優もいたという。

「鴬谷の本デリで中○ちはるに入ったときは、フツーにNNさせてもらいました。AVで見る以上にカワイくて、最高の瞬間でした。今は普通のデリヘルに移ったようで、あのとき入っておいてよかったとつくづく思います。横浜の箱ヘルにいる松○ゆうかはめっちゃ興奮しました。壁を背にしてボクを立たせ、壁ドンしながら耳元で言葉攻めしてくるんですよ。ドMなんでもうヒザがガクガクでした。それに、入ってるみたいな騎乗位素股が最高でした(笑)」

   前田氏によると、「客はAV女優の自分に会いにきている」と自覚している女性は多く、期待に応えようと過剰プレイをしてくれることもあるという。

 

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