このゆるケットを開催するきっかけを作った「ピンキーweb」はコスプレの同人AVやR15の写真集などを販売。一般流通させる作品もありますが、基本は同人サイトやダウンロードサイトでの委託販売が主流。売れている作品は「コスフルールweb」という同人AV。
「AV、AVしたものよりも、もっと同人世界、アニメとかコスプレとかに近い世界が好きな人間が作っている」と語る代表者。また「もともと、コスプレとかアニメが好きで売れるかどうか分からないが、自分用に作ってきている世界です。15年以上前から作ってきていますが、ここ5、6年で世の中に認知されてきた感じです」と歴史も語ってくれました。
ブースにはグラドルやモデルで活躍する玉響桃乃ちゃんが笑顔で対応してくれました。
アニメコスプレ姿でのハメ撮り作品を主に販売している「ぷにもえ!」ではAV女優の南瀬奈ちゃんがVRを推奨。いまや同人の世界でもVRが進出。いや、むしろ同人の方が積極的にVR作品を作っている印象を受けました。出演している女の子はコスプレが似合う子というだけにコスプレ好きにはたまらない同人AVです。
ピンクのハイレグレオタード姿が会場で目立っていた杏野ヒナナさんのブース『Sweet Upper』では本人が出演しているR18の作品を販売。内容はもちろんカラミありの同人AV。本人が出演して本人が販売しているのですから興奮します。
「男優さんの手配、スタジオの手配も全部でやっています。パッケージもひとりで作っていて、モザイクをかけるのも自分なので、大変だけど楽しいです。コスプレイヤーでここまでハードにやっている人はいないので珍しがられています」と語るヒナナさん。プレイングマネージャーとしてAVを作っているとはさすがです。
イベントやレンタルボックス、ダウンロードで販売しているという「らびっつ」は叶兎さんがコスプレ姿で対応。作品は「男の人とのカラミは全くないですけど、バイブとかローターを使った作品はここ最近多いです」とのこと。人気作品は本人が出演している緊縛作品。タイトルは『妖夢緊縛調教』。パッケージと一緒に写ってくれました。
制服姿がキュートなAV女優の椎名みゆちゃんがいるのは「ゆりずむ」のブース。コスプレイヤーの時はみゆしぃを名乗っています。物販ではチャイナ娘やベビードール娘でのイメージROMを販売していました。その後のライブイベントでは模様絵師の翼さんによるボディペインティングのパフォーマンスにも参加。多くのファンに囲まれて撮影されていました。
今回、紹介したブース以外にも様々なサークルが参加したこのゆるケット。他の同人イベントよりも撮影空間や時間に余裕があり、本当にゆったり、ゆっくりした雰囲気が感じられました。また、今回の取材で同人AVというジャンルの勉強にもなりました。
そして何よりも各ブースには有名AV女優がいたり、有名コスプレイヤーがいたりとお得感満載。次回の開催が早くも待ち遠しいイベントです!
(撮影・取材:KKフォトグラフ https://www.kkphotograph.co/)
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