セックスレスで悩む中高年の夫婦が多い現代のニッポン……
とは言いつつもセックス産業は死なず!!
大きな声では言えないが、実はこんなエッチなお仕事をしています、ってな女性たちがいるんです!!
依頼主は熟年の処女〜主婦まで
さてさて、今回の「エロ・ドキュメント10連発」は、そんなお仕事あるんすか!? という仰天の取材ルポからスタート。まずはどんなお仕事かというと、ナンと、フェラチオの先生! 女性たちにフェラを教える仕事があるなんて驚きですが、一体どんな女性なんでしょうね。
で、その女性というのが上写真の美紀子さん。現在はごく普通の主婦として生活してらっしゃるそうなんですが……。
「実は学生時代の奨学金を返したくて、26歳のときにソープ嬢デビューしたんです。働いてみたらすっかりハマっちゃって、30歳で風俗卒業するまで4年間、みっちりプロのセックスを仕込まれました。即尺もあるようなお店だったので、フェラテクには自信あり、です(笑)」
うふふ、と妖艶な笑みを浮かべて話す美紀子さん。風俗を辞めたきっかけは〝別のお仕事〟が軌道に乗ったからだそう。そう、それこそがフェラの先生だったんです。
「私がソープで働いていることを知った大学時代の友だちが、深刻な顔で〝プロの技を教えて欲しいの〟って頼んできたんです。聞けば、結婚を考えていた彼氏が浮気をしていて、よりを戻すために床上手になりたいって。なので馴染みだったソープのお客さんに練習台になってもらってマンツーマンレッスンしてあげたんです」
その後、フェラテクレッスンが口コミで広がり、34歳で結婚するまで出張講座をしていたそうなんですな。
レッスンは婚活女性に大人気!
受講を希望する女性は婚活中だという30代が圧倒的に多く、中には〝男性経験が全くないんです。結婚しても男性を気持ちよくしてあげられないと離婚されちゃうじゃないですか〟と心配する三十路の処女もいたとか。
「ソープ嬢って、2時間程度の接客の中で男性の心を掴まないとリピーターになってもらえないでしょ? だからプレイ中は焦らしたり、ドキドキさせたり、甘えたり、癒したり……と男性の心を揺さぶるようなテクを駆使するんです。中でもフェラは頑張りどころがいっぱい。一度男性の心をガッチリつかめば安心ですからね」
さて、具体的なフェラのレッスン内容ですが、まずは男性が気持ちイイと思うポイントである裏筋やカリ首などの攻め方を、張り型を使って教えるとか。その後、舐め方のバリエーションや唾液量の重要さ、睾丸やアリの門渡りなど竿以外への愛撫などもレッスン。1回2時間で2回行い、その後にようやく男性モデルを入れてレッスンするそう。
「実践レッスンでは、上目遣いで見上げたときに可愛く見える舐め方、69で興奮させる方法、男性から見たときにスタイルの良く見える体位などを教えてました。あとは焦らし方ですね。男性の表情や反応、ガマン汁の出方などを実際に確かめながら教えてました」
1回の受講料は張り型レッスンが4万円。男性モデルを使ったレッスンが6万円で、シティホテル代は料金内にしていたそうですが、高額にも関わらず、週3、4回は予約が入っていたというからすごい人気ぶり。
「ほかに、性感マッサージを取り入れたり、甘え上手になるためのレッスンをやったり。男性の気持ちを虜にしたいって女性は多いんですね。中には不倫中の彼氏を略奪するんだと息巻いてた女性もいましたよ。でもねぇ……そんなことを教えてた本人が、まさかのダンナと不仲っていう(笑)」
36歳の現在、当時を懐かしく振り返る美紀子さんですが性格の不一致で夫と離婚寸前だとか。ってことは、そろそろカムバックですか?
(掲載/「実話大報」2018年5月号)