不倫に溺れて、うっかり夫にバレてしまったら一大事。離婚や多額の慰謝料を求められれば人生が大きく狂いかねない。不倫バレしないためのポイントを現役不倫妻たちに聞く第2弾!!
「私の生活に絶対に干渉してこないのが不倫相手の条件です」
(36歳/主婦)
私、過去に一度、不倫が夫にバレているんです。それは6年前のこと。当時勤めていた会社である新入社員の教育係を任されたんですが、その子に「オレ、先輩のことが好きです」って告白されたんです。
すでに三十路の人妻になっていた私にとって、そんな風に告白されるのなんて久しぶりのこと。舞い上がって、思わずOKしてしちゃいましたが、実はその新入社員が地雷だったという…。
だって私としては夫と別れるつもりなんかなくて、可愛い後輩社員とのアバンチュールって感覚だったのに、彼は略奪婚するつもりだったらしく、夫に何かと存在をアピールしてくるんです。
スマホじゃなく家電に電話してきた挙げ句、夫が出たら「奥様にはいつも仲良くさせていただいてます」とか余計な挨拶をしたり、毎日会社で会っているのに家のポストに「愛してる」ってことを仄めかす、私宛の手紙を投函したり…。
明らかに暴走し始めた彼には、「節度を持って付き合おう」って何度も諭しました。もし不倫がバレたら、お互い会社にいられなくなるとも。でも女性にあまり免疫がなくて、もともと思いつめるタイプの彼は、もう止まらないんですよ。
そしてある日曜日、とうとう彼がアポなしで自宅にやって来て、夫に「奥さんと別れてください」なんて言い出して不倫バレ。
それからは大変でした。夫は怒鳴るわ、彼は泣き叫ぶわ、完全に修羅場。私はひたすら謝り続けました。最終的には夫の目の前で彼と二度と会わないと約束して許してもらいましたが、勤めていた会社は辞めざるをえなくなりましたね。
ただ、私にとって最悪の不倫経験でしたが、いろいろ学ぶところも多かったです。なかでも一番の教訓になったのは、不倫は私生活に絶対干渉してこない相手を選ぶということ。とくに突っ走りがちな独身の若い男の子は不倫相手に選んじゃダメですね。最悪の場合、家庭を壊されてしまいます。
私が不倫に求めるのは、ひと時のアバンチュール。ちょっとした恋愛気分と、マンネリじゃないエッチを楽しめるだけでいいんです。それには自分の生活環境から遠い場所にいる相手で、なおかつ妻帯者がベスト。つまりW不倫なら、お互いに節度ある恋愛ごっこを楽しめるというわけです。
というわけで、実は私、半年ほど前から性懲りもなく不倫を始めちゃいました。でも今回は6年前のような失敗はしません。不倫相手は50代の妻子持ちで、あまりガツガツしていない遊び慣れた人。さらに自宅の沿線とはかなり離れた場所に住んでいるので、休日にバッタリ出会う心配もなし。
会うのは月1~2回程度ですが、あくまでお互いの家庭を優先して、無理のない逢瀬を楽しんでます。
そして、そんな理想の不倫相手の彼ですが、「あと半年くらい経ったら関係を解消しようか」とも話しているんです。だって関係が長引くと面倒なことになりがちでしょ。今後もドライに、いろんな人との不倫を楽しんでいきたいですね。
次ページへつづく