ラブリーポップス・大森玲菜ちゃん卒業記念ライブレポート!
「みんなに伝えたいことがありすぎて手紙だと書ききれない。初期からやらせてもらって、めちゃくちゃメンバー入れ替わって大変なこともありました。ライブをやっていて思うのが、ステージを作るのは私たちだけじゃ出来ない、ファンの人が集まってくれて本当にありがたいです。メンバーにもファンの方にも本当に心から感謝しています。初期メンバーがいなくなるから、未知の世界になるけど、きっと新たにステキなものを作ってくれるだろうと。新たなラブポもよろしくお願いします! 伝えたいことは本当にもっといっぱいあるの。歌っているときにぶつけていたんで伝わったと思います。私は新しい道を進んでいくから!」
アンコールが終わり、メンバーの愛原れのちゃん、星空もあちゃん、そして、会場に集まった多くのファンに感謝の言葉を伝える大森玲菜ちゃん。涙を流しつつも、時折、笑顔も見せ、必死に湿っぽくなる空気を拒否している姿が逆に見ている方の心を打ちます。
初期メンバーとしてラブリーポップスを引っ張ってきた大森玲菜ちゃんの卒業記念ライブ「ラブポの時間Vol.5~大森玲菜卒業記念ライブ!れな氏Forever~」が11月23日、新宿レフカダで行われ多くのファンに見守られながら大森玲菜ちゃんは卒業していきました。
2015年に結成されたラブリーポップスの現メンバーは大森玲菜ちゃん、愛原れのちゃん、星空もあちゃん、市橋えりなちゃんの4人。これまで何度かメンバーチェンジも行いましたが初期メンバーの大森玲菜ちゃんはずっと在籍。
しかも、振付は大森玲菜ちゃんがオリジナルで考案しているという気合の入りよう。大森玲菜ちゃんなしでは語れないグループです。
今回のライブは残念ながら体調不良で市橋えりなちゃんが欠席。しかし、これも神様のいたずらでしょうかラブリーポップスの知名度をグンと広げた大森玲菜ちゃん、愛原れのちゃん、星空もあちゃんの3人でのライブとなりました。
ステージは『雨のち曇りのち晴れ』、『Go wing my way!』、『等身大lalaラブソング』と立て続けに熱唱。いつも通り質の高い楽曲とパフォーマンスでファンを魅了。
MCでは「すごいと思ったことがあって、急遽3人になったけど踊れたんです!」と大森玲菜ちゃん。最近はメンバーの入れ替えが激しくフォーメーションも4人バージョン、5人バージョンだったので、3人バージョンが踊れたことに驚くメンバーたち。
続いて『大好きって言ったのに』、『猫にゃんにゃん』と畳みかけ前半は一気に5曲披露。
これには「いや~楽しい! みなさん楽しんでますか?」とファンに聞く大森玲菜ちゃん。もちろん楽しんでいます!
1部は楽曲多めで終了。2部に突入しますが、刻一刻と大森玲菜ちゃんの卒業の時間が迫ります。
2部はいきなりシャンパンが3本も入りご機嫌のメンバー。3本同時にシャンパンを開けようとしたところ、愛原れのちゃんだけが暴発(笑)。やはり、こういうタイミングで暴発とは持ってます!
明るいラブリーポップスらしく2部はゲームに。ステージにはライブを見ていた元メンバーの真田みづ稀ちゃん、沖田里緒ちゃんも登壇し参加。
ダンス対決やパンチラ文字読み対決などが行われ、一瞬だけ大森玲菜ちゃん卒業という悲しい気分を吹っ飛ばしてくれました。
そして、いよいよ「最後です。こう思うとジーンときた・・・。私たちのいろんな思いを込めて歌います」と大森玲菜ちゃん。大森玲菜ちゃんの未来を予感させるタイトル『夢の続きへ』を歌いライブは終了。
「みなさん今日は本当にありがとうございました!」とステージを去るメンバーたち。
するとスクリーンにはメンバーから大森玲菜ちゃんへのメッセージが流れ思わず涙するファンも。まだまだ、物足りないファンからアンコールが起ころうとした瞬間、再びステージに戻って来た3人。
大森玲菜ちゃんの最後は名曲『Growing!』。どんな困難があっても前へと成長する歌詞がラブリーポップス、そして大森玲菜ちゃんにピッタリ。目に涙を浮かべながら必死に歌う大森玲菜ちゃん。見ているこちらも思わず涙が出そうになります。
そして、お別れのメッセージに。
星空もあちゃんは「何て言っていいのか分からないです。全部飛んだ。あとで伝えます」と照れてしまったのか、大森玲菜ちゃんを目の前にして言葉が出ません。
愛原れのちゃんは「手紙を書こうと思ったけど、紙じゃ収まりきらない。撮影現場で会ったのが最初の出会いです。私がラブポに入るきっかけを作ったのがれな氏でした。加入してからもいろんなことがありました。プライベートでも仲が良いから、ちょっと違うなってことがあってもなかなか言えなかった。でも、こうやってステージに立つと笑顔でライブが出来ます。卒業って聞くと会えると思っていても寂しい。ラブポに入るきっかけを作ってくれたことに本当に感謝しています。今後どうなるか分からないけど、今後もラブポを守ってもらいたい。3年間お疲れ様でした」と心のこもったねぎらいの言葉を贈ってくれました。
それに対し大森玲菜ちゃんは冒頭の感謝の言葉をメンバー、ファンに述べます。こうして感動的な卒業ライブは終演。
ファンへのお辞儀の際、愛原れのちゃんと星空もあちゃんの背中にそっと手を添える大森玲菜ちゃんの姿が印象的。3人の固い絆が伺えました。
いまや10以上あるセクシーアイドルグループ戦国時代ですが、その礎を作ったのはラブリーポップスであり、大森玲菜ちゃんであると言っても間違いありません。質の高い楽曲とダンス。これらを手本にしている他のグループも多いのではないでしょうか。
そういう意味でも大森玲菜ちゃんの功績は永遠に語り継がれるでしょう! れな氏Forever! そして、ありがとう!
(写真・取材 神楽坂 文人)
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