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【OP PICTURES+フェス2021開幕初日舞台挨拶レポート!】ピンク映画の祭典が今年もテアトル新宿で華々しく開催! 初日舞台挨拶には希島あいり、長谷川千紗、髙原秀和らが登壇し大盛況に!

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ピンク映画を製作する大蔵映画のOP PICTURES+レーベルによるR15ピンク映画の祭典「OP PICTURES+フェス2020」が今年も開幕!

今年は11月5日~11月18日の間、東京・テアトル新宿で11作品が上映。
「OP PICTURES+レーベル」はひとつの作品をR18+とR15+の2バージョンで制作。濡れ場をコンパクトにし、ドラマ部分をより充実させたR15+をOP PICTURES+シリーズとして一般劇場で公開する特別企画だ。
「第27回日本プロフェッショナル大賞」では長年の功労に対して、特別賞を受賞もした。

11月5日の初日には希島あいりちゃん主演、髙原秀和監督の『真夏に出会ったら』が上映され多くの観客で館内は賑わいを見せた。

同作は「映画監督に『女優になれる!』と声をかけられた人妻・真夏(希島あいり)が真に受けて上京。ひょんなことから売れない脚本家・一平(東野良平)と同居生活を始め、真夏の熱血指導のもと2人は映画製作に向けて動き出す」といったストーリーで、あいりちゃんがコメディを演じ、明るく微笑ましい演技を見せている。

また、あいりちゃんの相手役となった東野良平さんは劇団に所属している役者であり、今回が初のピンク映画出演となり名演技を見せてくれた。

舞台挨拶には髙原監督、あいりちゃん、東野さん、長谷川千紗さん、重松隆志さんが登壇し華やかなステージとなった。

登壇者に自己紹介を促す髙原監督だったが、「お誕生日ですよね髙原監督。60歳のお誕生日おめでとうございます」とあいりちゃんからお祝いの花束を渡される嬉しいハプニングからスタート。観客からもお祝いの拍手が送られ、フェスは初日からいいスタートを切った。

髙原監督から「今回、きじー(希島あいり)とは初めてピンク映画をやりましたけど、どうだったでしょうか?」と聞かれたあいりちゃんは、「髙原監督と初めてご一緒して、一つ一つのセリフや間や動きにこだわっていることをその場で感じた。私自身、すごく勉強になりました」と回答。

これに対して髙原監督は「本当ですか!? 僕は楽し気にやらせただけですけど(笑)」とコメントすると、「あらためてお芝居が楽しいと思えた作品だったので演じていて楽しかったです。相沢真夏ってすごくポジティブじゃないですか。私はネガティブな方なんですけど、前向きに頑張っていこうという部分はあるので、演じているうちに相沢真夏の人柄に惹かれていきました」と今作で演技の楽しさを知ったあいりちゃんだった。

続けて、「セリフ一つ一つは希島あいりと相沢真夏にリンクしている。感慨深かった」と作品に対する思いを語ったあいりちゃん。

また、髙原監督が「なにか弾けられたり、飛び出すことができたりする一瞬があればいいんじゃないかなっていつも思っている」と言うと、「だいぶはっちゃけられました。殻を破った感じがあります。いままで私にはこういうバラエティのイメージがないと思うんです。『ワッ~!』って表情が崩れるくらい演じるってあまりなかったので、ある意味、殻を破れた」とこれまでのクールなイメージを打ち破る演技ができたことに満足そうなあいりちゃんだった。

そして、今回ピンク映画初出演で初ガラミを経験した東野さんの話題になると、「初ガラミが私でよかったのかな?」と笑顔で聞くあいりちゃんに対し、「本当に光栄でした」と照れながらつぶやく東野さん。

さらに童貞役を好演したことで、「実際に童貞ですか?」と冗談交じりにあいりちゃんが聞くと、「あらためて観ましたけど、本当に童貞役が上手いですね。ピンク映画で初ガラミをさせていただき、緊張感は童貞と本当に寸分たがわなかった。カメラが入ったので、より緊張感があって、それが逆によかったのかなと思います。すごく優しくリードしていただきました」と自身の童貞演技を振り返る東野さんだった。

いまやピンク映画のみならず、数多くの映画に出演している長谷川さんは「『服を着る時に旦那さんに無言でこうやって(背中のファスナーを)締めてもらうような関係なんだよ』って演出を監督からもらい、それで(今回の役が)分かった。夫婦の関係性もそれで全部表現できるし、キャラクターも表現できると思いました」と髙原監督の演出方法を解説。今回も味のある役と、濃厚なカラミを演じ観客を魅了した。

その長谷川さんの相手役を務めた重松さんは「女優さんの役が素敵なのはずっと分かっていたんですけど、男性がそれぞれ面白いと思った。爆発的に希島さんの明るさが出ているから長谷川さんの演技が艶っぽく見えた。とにかくいまの時代にピッタリ、前向きじゃないですか。強引な性格の役だけど観ていて気持ちいい」と出演者たちの演技を絶賛した。

さらに、「おっぱいが小さいことがコンプレックスなんです。なので今回、胸の強調がすごいんです」とカメラワークに言及したあいりちゃんは、突然、観客に「小さいおっぱいが好きな方は手を挙げてください」とアンケートを取り会場を盛り上げた。

すると、小さい方が好きな観客が多数を占めたため「勇気をもらいました」と喜ぶ姿を見せたあいりちゃんだった。

最後は「映画を観ていただいたあとに、こうして舞台挨拶にもご参加くださりありがとうございました。こうしてみなさまと直接お会いできて本当に嬉しかったです。14日にまた上映されますので、ぜひ、真夏に会いに来てください。今日の映画の感想はハッシュタグで『#真夏に出会ったら』をつけてツイートしてくれると励みになるし、今後の活動にもつながるのかなと思っていますのでよろしくお願いします」とあいりちゃんがコメントし舞台挨拶を締めてくれた。

 

あいりちゃんが言ったように同作は11月14日にも再上映があるので必見だ。

今年も大盛況で幕を開けた「OP PICTURES+フェス2021」は11月18日まで東京・テアトル新宿で開催。舞台挨拶も数多く用意されているので、今年もピンク映画の祭典を思う存分楽しもう!

■OP PICTURES+フェス2021公式HP:
http://www.okura-movie.co.jp/op_pictures_plus/




OP PICTURES+ツイッター:@oppicturesplus
希島あいりツイッター:@airi_kijima
東野良平ツイッター:@lycoris1210
長谷川千紗ツイッター:@hasegawachisa
重松隆志ツイッター:@sigematu_takasi
髙原秀和ツイッター:@takaharahdkz

(写真・取材 神楽坂文人

 

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