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松山・道後温泉…名作『坊っちゃん』にもでてくる古き良き歓楽街…男のアソコではなくカメラを握りしめ風俗街を歩き続ける元風俗嬢〜紅子の色街探訪記①

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私は過去に吉原ソープ嬢として生きてきました…。

人生を終わらせるために働きはじめた吉原で自分の居場所を見つけることとなり、それ以来13年間関東各地の風俗店を転々…。

現在は風俗街や遊廓跡地など、この世で如何わしいとされる場所や日本の裏社会をあえて好み記録しています…。

今回訪れたのは愛媛県松山市道後温泉。

松山駅前から蜜柑色の路面電車で20分程。

道後には明治時代より「松ヶ枝遊郭」という有名な歓楽街がありました。

夏目漱石の小説「坊っちゃん」の中でもその様子が描かれています。

坂道の左右に二十数軒の妓楼が軒を連ね、戦後はいわゆる赤線へと移行していきました。

昭和33年の売春防止法の施行後は「ネオン坂」と名を変え、ちょんの間街として賑わっていたそうです。

ネオン坂に灯りがともる頃には、酔客をねらって中年女のポン引きや、立ちんぼが街のあちこちに出没していたとか。

現在も色街の歴史は受け継がれ、風俗店が数多く立ちならび、ソープランドも多数あります。

道後は四国屈指の風俗エリアと言われるだけあり、歌舞伎通り入り口にはファションヘルス密集ビルが聳え立ちます。

ソープの料金相場は60分で2万円前後と吉原よりもだいぶ安い料金設定ですが、ノースキンや中出しOKのお店は少ないようです。

風俗街を歩くと過去の出来事が蘇ります。

裸となり股を開いて、喘ぎ声を響かせ、いやらしく振る舞っていたあの頃…。

現在は、男のアソコではなくカメラを握りしめ風俗街を歩き続けています。


紅子10代で売春婦となり吉原、川崎堀之内、歌舞伎町、など関東各地の風俗街を13年以上転々。現在は色街写真家として、風俗街、赤線、遊郭跡地などを訪れ、日本の性文化を記録する。過去の風俗体験を語る『紅子の色街探訪記YouTubeで配信中
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