いつも私は「引いて引いて!男を映して!」っ言ってます。声を出さない男優さんには「もっと出して!」って言っちゃいます
—— 男優さんの反応について伺いたいのですが、メスイキモノでは、女優さんだけでなく男優さんが感じている画も撮りたいところだと思います。この塩梅が難しいと思うのですが、喘ぐレベルは男優さんに指示しますか?
真咲 AV監督は、男優さんに対して「ガンガン声を出していい」っていうタイプと「一切喋るな」と言って存在を消させるタイプに分かれるのですが、私は圧倒的に前者なので思う存分好きなだけ喘いでもらいます。
—— 真咲監督は昔からずっとそういう作品を撮られてましたよね。
真咲 そうですね。でも昔からのVカメさんって、どうしても男を切りたがるんです。メスイキでどんなに男がいい動きをしていても切ろうとするので、いつも私は「引いて引いて!男を映して!」っ言ってます。声を出さない男優さんには「もっと出して!」って言っちゃったりするくらいですから。男が声を出すのが嫌いな人は私の作品を見ないと思いますし、逆に好きな人は見てくれるので、好みがハッキリ分かれると思いますね。
—— 昔は痴女モノで「男優が声を出すのは絶対にダメ」って時代もありましたよね。
真咲 今は「気持ち良い」を表現するのが大事な時代に変わったと思うんです。引き画で見せるエロが多くなりましたからね。
—— 女優さんと男優さんの二人を画面に入れ込むことが増えましたよね。
真咲 あと嘘じゃない演技をする反応の良い男優さんも増えましたよね。この作品のフランクフルト林君もそうなのですが、イク時に女優よりもいい反応をするんです! AVを見ている人に「こんな風に男の人は感じていいんだよ。曝け出していいんだよ。」っていうお手本になるから私は見せている部分もあるんです。
—— たしかに林さんはイッた後、完全に放心状態ですもんね(笑)。
真咲 林君は変態過ぎて、イク前のカメラが回っている時から放心状態になってますからね(笑)。こんなにすぐに自分を曝け出せる人間ってあまりいないと思うんですよ。彼みたいな人を作品で見せていれば「あ、俺もチングリ返ししてここまでやっていいんだ!」って思えるじゃないですか。なので彼をよく使っているんです!
私は、メスイキを撮り始めた頃に「オスガズム」っていうシリーズをやっていて。これは何時間もかけて本気でイクまで辞めないっていう内容で、AVじゃなくて実験みたいなことをやっていたんですね。
—— 見ていました。男性が泣き叫びながらイッていたのが印象に残っています!
真咲 そうなんです。出産みたいに大声で泣き叫んだりしていたのですが、私はこのような作品を相当撮ってきたので男性が喘ぐことに慣れているんだと思いますね。「男性の喘ぎ」は今でも大切にしているんです。男性の皆さんは、林君みたいにすぐ白目剥いてファ~ってなっていいんですよ!
「セフレと良い関係を作りたい」と思っている方へアドバイス
—— ちなみにですが、今回のインタビューは女性の読者も多いと思います。「セフレと良い関係を作りたい」と思っている方へアドバイスをお願いします!
真咲 やっぱりハマっちゃうとメンタルがおかしくなっちゃうので、ハマらない人を選ぶことじゃないですかね(笑)。あとは自分がちょっと上の立場にいることが大切だと思います。そうじゃないと悲しい気持ちになっちゃいますし、心が壊れたらセフレ関係は終わっちゃうと思いますね。
—— たしかに入れ込みがちな子は、精神的に不安定になりがちですよね。
真咲 セフレから付き合う人たちもいますが、片方だけが好きっていうのが地獄ですからね。入れ込み過ぎないことに越したことはないと思います。セフレになるんだったら体の相性も大切だと思うので、3回ぐらいは会う心持ちも必要ですよね。1回目はお酒が入っていて本気を出し切れなかったりしますし、2回目はまだ緊張してたり、遠慮もありますからね。それで3回目でダメだったらもう合わないと思いますし、でもその中でちょっとでもいいなって思う部分があれば育てがいがありますよね!
—— では男性がセフレを作りたいと思ったら、女性にはどのような態度をすればいいと思いますか?
真咲 んー、本気感を伝え過ぎない方がいいと思いますが、女性側からすると、男性に本気感を出させていきたいんですけどね(笑)。
—— 連絡頻度についてはどう思いますか?
真咲 連絡は誰もがしたいと思うのですが、私は好きと思っても一回も誘わないです。素直じゃないなって思いますけど、ガンガン誘う子もいますからね。関係性ができたら連絡してもいいと思いますが、最初は抑えておいた方が私的にはいいと思います。
—— 作品であすかちゃんに完全に心を支配された林さん演じるセフレは、最後は連絡しまくって結局着信拒否されましたからね。あんなに素を曝け出したのに連絡が途絶えるなんて少し可哀想な気もしましたが(笑)。
真咲 それも含めてプレイかもしれないですよ!女なんてすぐに着信拒否しますから。でもあれで付き合っちゃうのも違うなって思いますよね(笑)。
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以上、徹底的に追い込む責めでマニアの心を鷲掴みにする、AV監督・真咲南朋監督のインタビュー前編でした! 真咲監督のお話を聞いて私自身も、もっと曝け出していいんだなって思いました(笑)。
次回の中編では、痴女モノを撮る時のこだわりをたっぷりと伺っております! そして今売れている、あのロリっ娘二人が共演した作品の裏側もお話頂いておりますよ。ぜひお楽しみに!
>>インタビュー中編は明日公開!!<<
・カラミ中の山岸逢花ちゃんにコンドームを渡したのですが、逢花ちゃんはそれを投げ返したそうです。そのカッコ良すぎる理由とは!?
・真咲監督はとあるタイプの男優とはケンカしてしまうそう! 逆に大好きな男優は「接吻キング」の異名を持つあのベテラン男優!?
・真咲監督が「この女優さんは伸びるな!」というタイプを発表! 女優時代の経験も踏まえて教えてくれますよ!
ぜひお楽しみに!
真咲南朋 @nannannantomo
AV監督。
痴女、M男、逆3Pなど男優を徹底的に責める作品が特徴的。痴女モノでは女優も責めながら感じている強調され、一般的な痴女モノとは一線を画す。男優が下から突き上げる騎乗位を禁止するなど、強いこだわりを持つ。
リボルバー・ヘッド @RevolverHead01
ピン芸人。
代表ネタは、山田孝之演じる全裸監督の村西とおるのモノマネ。吉本若手マッチョ部としてクリスタルジムでパーソナルトレーナーも務める。
YouTube『リボルバーチャンネル』