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聖と性のコントラストが美しい北の玄関口…男のアソコではなくカメラを握りしめ風俗街を歩き続ける元風俗嬢〜紅子の色街探訪記⑦鶯谷ラブホ街

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私は双子として生まれました。
子どもの頃から正反対の私たちは、成長してからもまったく別の人生を歩んで来ました。
私は吉原ソープ嬢、妹は敬虔なクリスチャン
妹はイエスキリストを救い主とし、聖書の御言葉だけを信じ教会で奉仕する日々。
私は吉原で裸体となり殿方のイチモツを自分のカラダに受け入れ奉仕する日々を送っていました。私たちは、それぞれ子どもの頃からさまざまな葛藤を抱え、その結果行き着いた場所が「教会」と「ソープランドという真逆の場所でした。
」と「」相反する世界で、私たちは生きてきました。
今回訪れたのは鶯谷ラブホ街
鶯谷駅は、線路を挟んでラブホ街の反対側は寛永寺の霊園が広がるとても静かな場所です。
駅のホームからは聖と性のコントラストをはっきり確認することができます。鶯谷のラブホテル街は、もともとは上野駅が夜行列車の終点だったことから上野から近い立地ということで、集団就職や出稼ぎで上京してきた人達への低価格旅館がルーツとされています。時代の変化とともに現在のようなラブホ街となったようです。
吉原ソープの最寄駅としても知られ、送迎車が昔はひっきりなしに来ていましたが、先日訪れた時はコロナ禍のせいか、送迎車はほとんど見かけませんでした。ラブホ街では、デリヘル嬢が足速にホテルへ入る姿がありました。
風俗嬢の姿を見ていると、昔の自分を思い出します…。
ソープ引退後私も妹の影響でクリスチャンとなりました。
現在は「聖と性」相反する世界を行き来しながら、歩き続けています。


紅子10代で売春婦となり吉原、川崎堀之内、歌舞伎町、など関東各地の風俗街を13年以上転々。現在は色街写真家として、風俗街、赤線、遊郭跡地などを訪れ、日本の性文化を記録する。過去の風俗体験を語る『紅子の色街探訪記YouTubeで配信中
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