無垢15周年記念作品『田舎』発売記念トークイベントレポート!
「純真無垢な制服少女たちの『ココデシカミレナイ』リアルSEX」を掲げ、意欲的な作品を撮り続けている唯一無二のAVメーカー「無垢」が15周年を迎えました。
それを記念したイベント「無垢15周年記念作品『田舎』発売記念トークイベント」が6月29日、東京・新宿にあるロフトプラスワンで開催され、興味深いトークショーが行われました。
田舎 無垢15周年記念作品 工藤ララ
同イベントは15周年記念作品として制作された山本直樹原作、工藤ララ主演の『田舎』をテーマにし、アダルトメディア研究家の安田理央さんが作品プロデューサー、山本さん、ララちゃんと制作秘話など、ここでしか聞けないトークを繰り広げました。
AVと同じ衣装で登場したララちゃんは「キーちゃんこと工藤ララです。よろしくお願いします」と挨拶。トークイベントは初登場ということで若干、緊張気味のララちゃん。
まずは乾杯からスタートしますが、ララちゃんはもちろんアルコールは注文せずに、イメージ通り「メロンクリームソーダ」を注文。ビールジョッキ片手にトークする姿も見たかったのですが、作品のイメージを損なわないような注文をするところがプロです!
安田さんから「原作は読んだか?」と質問されたララちゃんは、「自分が思っていたエロ漫画のイメージとは違い生々しくリアルだと思い、いいなと思った」とコメント。
「原作付きのAVに出演したのは初めてか?」と聞かれると、「初めてです。ドラマ作品が好きだから再現する話がきた時は絶対にやりたいと思った。ドラマ作品や再現作品は楽しんでやっているから誉めてもらい嬉しい」と笑顔で答えてくれました。
内容がかなり忠実に再現されていると言われると、ララちゃんは「台本を読んだ時に『こんなに忠実に再現されているんだ!』と驚いたけど、セリフは1回見れば覚えられます」と返答。
すると安田さんが「原作とセリフが一緒で大変じゃない?」と聞くと、「大変だとは思わなかったんです。ただ覚えればいいだけだから」と飄々と答えるララちゃんでした。
また、原作を忠実に再現した衣装は「メルカリで探しました」とプロデューサーが言うと、「誰かが着ていたんだ」と驚くララちゃん。その衣装を着させた時は「最初見た時、『勝ったな』と思った」とヒットを確信したプロデューサーでした。
そして、「演技に切り替わるのはどこか?」と聞かれたララちゃんは、「『スタート』って言われたら勝手にそうなるんです。逆に『カット』がかかると別人になる。だから、『スタート』という言葉は魔法の言葉なんです」とプロ魂を語ってくれます。
さらに、「普段、自分の作品は観るのか?」と聞かれると、「自分はこういう感じなんだとショックを受けた。自分に自信がないから、そもそも観るのがイヤなんです。自分が思っている以上に子どもっぽかった。エッチしているところは恥ずかしいから早送りしました」と顔を赤らめながら話してくれました。
前半最後は「『田舎』のどこを観てほしいか?」と聞かれると、「再現度がすごく高いから、原作と併せて観てください」とコメントしてくれたララちゃんでした。
充実したトークが聞けた前半が終了し、後半は原作者の山本直樹さんが登場します。
これまで漫画が映画化やVシネマ化されていますが、「AVになるなんて初めて」と山本さんがコメント。
AVになった自分の作品を観て、「マンガとは違う世界だなと思った。なんだかんだ生身の大人じゃないですか。だからよくAVにしたな」と感心、ララちゃんが再び登壇すると、「三次元だ。4Dだ。ドキドキする」とララちゃんを見てコメントする山本さんでした。
その後、後半も様々なテーマでトークは盛り上がりました。
最後は意気込みを聞かれると、「20周年も頑張りたい」とプロデューサーが意欲をみせ、「新作がたくさん出るので、これからも頑張ります」と答えるララちゃんでした。
今回のようにAVの1作品をテーマに出演者、プロデューサー、原作者が一堂に介するイベントはレア。それだけに貴重な話が聞けて濃いトークショーとなりました。
今後もこのように1作品だけをテーマに語られる、熱くて濃い作品が出現することを期待します!
(写真・取材:神楽坂文人)
関連商品