3月3日と言えばひな祭りですが、AV女優にとっても特別な日。
毎年恒例の「スカパー! アダルト放送大賞」が都内で行われ多数のファンやマスコミが駆けつけました。今回もこの歴史あるアダルトの祭典をレポートします!
アダルトの祭典「スカパー! アダルト放送大賞」も今年で干支が一巡する12回目を迎え、いまやアダルト業界に春の到来を告げる風物詩。
今回も昨年の12月から今年の2月にかけてファンによる投票が行われ、熾烈な争いが繰り広げられましたが、泣いても笑ってもひな祭りが決戦の日。東京都内の特設会場で栄えある結果発表が行われました。
司会はもはや「スカパー! アダルト放送大賞」の顔とも言える俳優の中尾彬氏。
そしてアシスタントはグラビアやバラエティ番組で大活躍の小林恵美さん。
ご両人が壇上に立つと、待ちに待った観客から「アキラ〜」の野太い声援が飛びまくり。その声援に応えるかのように「今日は皆さんと一緒に楽しみたいと思います。よろしく〜」と魅惑の低音ヴォイスで挨拶。
また「中尾さんの若さの秘訣は?」と聞かれると「カミさんの目を盗んでこっそりアダルトビデオを見てるからかな。そうすると色んな力が湧いてくるじゃない」と早くも観客の心を掴んでいました。
観客も沸き、会場も温まったところで、さっそくノミネート女優がひとりひとり紹介され舞台に登場!
まずは新人女優賞ノミネートの綾波ゆめちゃん、松岡ちなちゃん、彩乃ななちゃんが初々しく登場。
そして熟女女優賞ノミネートの成宮いろはさん、五十嵐しのぶさん、加山なつこさんが豪華な和服やドレス姿で堂々の入場。
最後はこの日、一番の注目、女優賞ノミネートの桜井あゆちゃん、由愛可奈ちゃん、初美沙希ちゃん、美泉咲ちゃん、涼川絢音ちゃん、浜崎真緒ちゃん、紺野ひかるちゃんが期待と不安が入り混じった表情で登場(小島みなみちゃんは残念ながらインフルエンザで欠席)。
各賞のノミネート女優全員が登壇したところで会場のボルテージと緊張感が一気に高まり、これぞまさに春の本場所といった賞レース独特の引き締まった雰囲気になりました。
まずは各賞の今後を占う「作品賞」の発表!
作品賞ノミネートには女優賞と新人女優賞にダブルノミネートされている女優が多くおり、この作品賞を受賞すれば一気にその後の受賞にも弾みがつくといった感があります。
場内の照明が暗くなり、ノミネートされた女優の周りをスポットライトが飛び交う、そして、そのスポットライトが止まったのは初美沙希ちゃん。
主演の『新人・初美沙希デビュー 〜ちゃんとした“デビュー作品”がなかった私にとって、これが本当のRe「デビュー作」〜 』が受賞。発表の瞬間に顔を抑え涙がこぼれる沙希ちゃん。会場から「まだ、涙は早いぞ!」の声援が飛ぶと笑顔を取り戻し
「(泣きそうで)ちょっと危なかったです。本当にびっくりしてるんですが、昨年に続き作品賞が受賞出来て本当に嬉しいです。ありがとうございます。ちゃんとしたデビュー作がない企画女優から始まったので、初々しい自分で作品を作って頂けたので本当に嬉しかったです」
と雑草魂をバネにしたコメントで喜びを露わにしていました。
続いて今回から始まったアダルト流行語大賞が発表
ノミネートの「くぱぁ」に興味津々の中尾彬さんだったが、その意味を知りなんとも言えない表情をしていたのが印象的でした。
その他にも「膣ドン」や「パイスラ」などがノミネートされましたが、受賞したのはイケメン男優が出演するАVレーベルの「エロメン」が受賞。男優がコメント出演ということで、中尾氏も会場もあまり盛り上がらず、来年はどうなるのか心配な賞でした。
次のページではメディア各賞に、新人賞、そして女優賞の発表!
大量の画像とともにお伝えします!!