今年で28回目の『ピンク大賞』授賞式が開催!!
朝倉ことみ、涼川絢音、古川いおりなど人気女優たちもあつまりました
ピンク映画情報誌『PG』と、ピンク映画の聖地『上野オークラ劇場』が主催する『ピンク大賞』が5日のこどもの日に開催!!
会場には大きなこども達も多数集結。盛大に表彰式が行われました。
今回で何と28回目を迎えたこの『ピンク大賞』。
過去には主演女優賞を吉沢明歩ちゃんや、大槻ひびきちゃんも受賞しており、歴史と伝統を誇る一大イベントであります。
AVとは違う世界観を保ち、いまでも多くのファンが映画館に足を運ぶピンク映画。果たして今回はどの女優が受賞したのでしょうか!?
イベントの写真とともにお伝えします!!
会場入り口にはピンク大賞を盛り上げようと、昭和感覚のデコレーションが施され、いやがおうにも気分が盛り上がります。
観客のほとんどが人生のセンパイという、これまた昭和の雰囲気で、これぞピンク映画館といった館内の雰囲気。
表彰式を前に朝倉ことみちゃんが登壇し、巨大カチンコをプレゼントする、じゃんけん大会が始まりました。
この牧歌的なプレゼント企画は年々、巨大化するAVのイベントと違いファンとの距離感が近くてたまりません。
そして、いよいよ表彰式に。プレゼンターとして池島ゆたか監督、和田光沙さん、松井理子さん、加山なつこさんが登場。
「今日は楽しんでいってください」と加山なつこさんが挨拶。
まずは『悦楽交差点 オンナの裏に出会うとき』で主演を務めた古川いおりちゃんが新人女優賞の表彰で登場。
純白のワンピース姿で館内中央通路の花道から現れると「おめでと〜!」の歓声があがります。
表彰のコメントでは
「こんにちは古川いおりと申します。この度、新人賞という素敵な賞を獲らせて頂きまして、本当にありがとうございます。
これからも様々な役に挑戦して新しい古川いおりを、お見せ出来るように頑張ります」
と嬉しさ表していました。
次に『痴漢電車 悶絶!裏夢いじり、帰れない三人 快感は終わらない』で助演女優賞と新人女優賞をダブル受賞した涼川絢音ちゃんが登場。
花道では満面の笑顔を振りまき、会場を明るくしてくれました。
真っ赤なミニスカワンピースの上にシックなジャケットを着た絢音ちゃんは
「涼川絢音です。どうしましょう、すごく緊張しています。
今回この作品に出演させて頂き、またみなさんに見て頂き、新人女優賞と助演女優賞を頂きまして本当に感謝しています」
と感動で言葉に詰まりながらも一生懸命にコメント。
そして出身が福岡県ということで博多弁でのコメントを求められると、
「そう言われると難しいですね(笑)。本当にみなさんにもこの作品にも山内監督にも感謝しとるけん」と再び感謝の気持ちを博多弁で述べると、会場からは「かわいい〜!」と声援が送られていました。
最後に登場したのは『情炎の島 濡れた熱帯夜』で主演女優賞と新人女優賞をダブル受賞した朝倉ことみちゃん。
表彰式前のじゃんけん大会ではリラックスモードでしたが、表彰式となると緊張した表情での花道登場となりました。
表彰式では目を真っ赤に腫らして、とめどなく流れる涙がカメラのストロボに反射します。それほどこの受賞が嬉しかったのでしょう。
「この度、新人女優賞と主演女優賞を二つ受賞させて頂きました朝倉ことみです。自分の人生で賞をもらうのは初めてです。
私は(ピンク映画では)新人ですし、お芝居の経験も本当になかったので、私がもらってもいいのかなって思ったりもしました。
でも、山内監督やスタッフさんや共演者さんに出会ってピンク映画ってこんなに楽しいんだなと、もっともっと頑張りたいなって思える場所を作って頂きました。
それなので今後もたくさんお芝居を頑張って、ピンク映画も上野オークラ劇場さんも盛り上げていけるように頑張っていきたいと思います」
とピンク映画に対する情熱を熱く語ってくれました。
また、熱心なファンからも花束が贈られ、最後まで号泣しっぱなしのことみちゃんでした。
同じ裸体やカラミがあってもAVとは違う独自の伝統と歴史を誇るピンク映画、一味違うエロスの醍醐味をスクリーンで堪能するのもいかがでしょうか。
(取材・撮影:KKフォトグラフ)