「デリヘルでアイドル似の女のコ指名したら、全然違うコが来て詰んだ!」
というのは、風俗ではありがちなこと。しかし、「写真と同じ女のコが来たけど…(泣)」ということもある。
数年前、渋谷発のデリヘルの女のコ写真を見ている時、国民的アイドルグループにいたと●ちん似のめっちゃかわいいコを見つけた。
プロフィールを見ると、「積極的でサービスも濃厚」的なことが書かれていて、それを読んでるとき、すでにもう股間がウキウキし始めてしまった。
すぐに予約して道玄坂のラブホに入り、「あんなことしてくれるかな、こんなことしちゃおうかな」と妄想しながら待っていると、「ピンポ~ン」とチャイムの音が。
妄想の真っ最中だったので、びっくりして危うく発射しそうになりながらもグッとガマンしてドアを開けると、そこにはまさに〝と●ちん〟が!
会いたかった~! うれションならぬ、うれ射で半分ほど暴発してしまうのだった。
アイドル似デリヘル嬢の「?」な部分
ベッドに腰掛けてあこがれのと●ちん(偽)とおしゃべりするのだが、少し様子が変だ。なにが変かというと、ロングのスカートがひらりして脚が見えると、太ももに包帯というかバンデージがぐるぐる巻きになっている。
「あ、これ?」
そのバンデージを解きながらと●ちん(偽)が言うには、脂肪吸引のダウンタイム中だという。それほど太っているわけではないのに、イマドキの女のコの間では「フツー」のことらしい。
おしゃべりからいい雰囲気になり、シャワーも浴びずにベッドに横たわると、そのままネチネチとからみ始が始まった。プロフィールどおりの積極性に、心も股間もドキドキビンビンだ。
全身脱毛でツルツルのドテを足の甲にこすりつけ、ヒアルロン酸のアヒル唇で生フェラしながら、目頭切開した目で筆者の顔を見上げてくる。
もう、サイコーです…。
騎乗位素股が始まった時には、残った半分の発射準備もとっくに完了していた。
ベッドでの恥態より驚いたビフォーアフター
ツルツルのメコスジにさきっぽが食い込んだとき、と●ちん(偽)が顔を近づけて耳元で囁いた。
「じゃあ、つけよっか」
「マジスカ⁉︎」
ドスケベな読者諸氏はもうおわかりだろう、本番のお誘いだ。偽物とはいえ本番禁止条例の下、アイドル似の女のコと、しかもタダマンできるなんて、「彼女でビンゴ!」と思った瞬間だった。
と●ちん(偽)はゴムをつけると腰に跨り、上からマ●コにこすりつけ、腰を沈めてくる。
筆者もバックと正常位で必死にピストンを繰り返し、残り半分とプラスアルファを放出し切ってフィニッシュするともうヘロヘロ。
彼女も同じ状態で、ベッドに大の字に寝転ぶと、なんとそのまま「ジョ~~ッ」とオシッコをしたのだ‼︎
潮じゃなくておしっこ! ベッドには黄色い液体がリバーとなっていた…。
しかし、それより驚いたのは、その2週間ほどあと、テレビのバラエティー番組を見ていると、そのと●ちん(偽)が、整形キャバ嬢として出演しているじゃないか!
全身脱毛や脂肪吸引だけじゃなく、顔も大幅にいじってあって、しかも、もともとはけっこうなブ●。涙のサプライズとなったのでした。
(写真・文/松本雷太)
執筆歴22年、風俗ライター、風俗史研究家。