葵マリーさん連載コラム第158回！
今回は、新宿ニューアートSM興行「蓬莱かすみプロデュースDAY」の第２部をレポート！
蓬莱かすみさんを中心に、桜叶ちゃん、望月あやかちゃんがステージを彩る！
■マリーさんの今までの連載はこちら
「蓬莱かすみプロデュースDAY」の第２部
第１部は賑やかにエロくて華やかな蓬莱かすみと愉快な仲間達みたいなお笑い満載興行だったけど、第２部はガラリと変わってしっとりねっとりと縄のステージ。
トップバッターは現役ストリッパー星乃結子ちゃんのソロステージ。これぞ踊り子！って魅せる華麗なダンスパフォーマンス。
さっきまで顔くしゃくしゃにして大笑いしてた結子ちゃんとは大違い。指先、口元、目線、全てがプロの踊り子。そして客席全体を惹きつける技に圧巻。綺麗とか美しいとかじゃなくてカッコ良さが過ぎたステージでした。
そして。場内が無音になりかすみさんと桜叶ちゃんの２人がゆっくりと登場。
笑いもなく冗談もないまま縄のステージがはじまる。桜叶ちゃんと言えば、かすみさんの監督作品でAVデビューを果たしたばかり。姉妹なのか親子なのか、とにかく親密な関係。今日が初めての縄でもなく、初めて裸体を晒すわけでもない関係性。
かすみさんの縄もスルスル運ぶ。流石、勝手知ったる仲。今までに何度も何度もかすみさんの縄を受けてる桜叶ちゃんも緊張するでもなく、ただただかすみさんに身体をゆだねてる。
それどころか「次何やるの？」みたいに時々、かすみさんの手元を覗き込んでみたり、時にはかすみさんと目を合わせてニヤニヤしてみたり。安心安定な２人のステージ。見てるこっちも安心安定。
ある程度の縄の展開を披露し、いよいよ道具の登場。蝋燭だったり鞭だったり竹やら定規やら、あれやこれや登場。
その中でも桜叶ちゃんが苦手な物がいっぱい出てきて、そのたびに容赦なくかすみさんに向かって「鬼！ 悪魔！」「バカたぬき！」と暴言を吐く桜叶ちゃん。これが言い放せるのも桜叶ちゃんならでは。
もうね、単なる姉妹喧嘩にしか見えないから、場内も大爆笑。またやってるよ、って温かい目で見守るお客様たち。すっかり蓬莱かすみファミリーな世界。
ギャン泣きした桜叶ちゃんの涙と鼻水を拭って次なる登場は我らの汁女。望月あやかちゃんの縄縄ステージ。
なんとまーM女姿になってるものの、なんだか責め側な女に見えちゃう不思議。もっちーいつからこんな貫禄がついたんだ？
かすみさんが桜叶ちゃんとは違う手付きでもっちーを扱う。とても丁寧な縄。もっちーはもっちーで、直ぐに縄に入っちゃうから目線がエロい。かすみさんを舐めるように見るし、客席にもエロい目線で舐め回すように目線を送ってる。流石、現役AV女優。ばっちり！
そして。なんと言ってももっちーの見せ場である汁場。もうね、ふんだんに汁でした。
縛られて汁、吊られて汁、電マで汁、数えきれない汁場を披露して、かすみさんももっちーもお客様達も大満足。
今回の興行で１番ペットシート使ったかも知れないな。出番前にせっせと飲み干してた水分が一気に出た感じ。
こんな感じで出だしはとっても、しっとりと妖艶に縄のステージがはじまったものの、気が付けば場内爆笑のステージになってました。
第１部のお笑いステージからの縄縄満載のステージ。どの時間も濃厚で一時も目が離せない貴重なステージになりました。
このメンバー最高。大好き。誰がリードするとかじゃなく、みんながきちんと同じ目的を持って、同じ方向に向かってる感じをめちゃくちゃ感じる事ができました。仲良しって良いですね。また、このメンバーでステージ演ってくれたら嬉しいんだけどな。
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（文・写真：葵マリー）
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