金を出し渋る営業先の部長も陥落?
逆ナン枕営業テク
枕営業の相手はむっつり変態男
保険外交員ってノルマがきつくて、普通に営業しているだけでは達成するのが難しいんです。それで自然とセックスと引き換えに契約を取る、いわゆる『枕営業』をするようになっていくんですが、中には枕営業では落ちない人もいます。
私が営業で回っていたとある会社の部長さんがそのケースでした。その人、私が耳元で「今度一晩お付き合いいただけませんか」って誘っても、手応えがまるでなし。全然興味を示してくれないんですよね。そこで私の取った作戦が逆ナンパ。部長さんが帰宅する時間に駅で待ち伏せ、偶然を装って近づき、誘惑するというものでした。
するとこれが効果てきめん。会社内ではカタブツだった部長さんが、外で会って話すとまったく印象が違うんです。で、一緒に飲みに行ってホテルに誘ったら、あっさり落ちました。
しかも部長さん、ホテルに入ると本性を露にしてきたんです。実はド変態だったらしく、いきなり、
「オシッコを飲ませてくれ」
なんて言い出してきて。もちろんたっぷり飲ませてあげました。内心、「こんな秘密を知ってしまったら、もう部長さんは私の言いなりね」とほくそ笑みながら。
その後は生命保険以外の保険にも加入してもらうだけでなく、部下の保険加入の口利きまでしてもらいました。逆ナン枕営業は効果絶大なんです。
(掲載/「実話大報」2016年2月号)