── そして最大の特徴が喘がないことなんですが、人間状態のMINAMOちゃんが絡むシーンもあり、そこも喘いでいないですよね。
MINAMO あれは借金取りに対する抵抗ですね。ゾンビ状態だと違和感としての声が出ているだけす。
── ゾンビ状態の絡みでは、思わず「ああん・・・」ってなりませんでしたか?
MINAMO なりましたけど、「私はゾンビだ。私はゾンビだ」って言い聞かせ、必死にこらえました(笑)。
── 肉体的には濡れるんですか?
MINAMO 濡れていたと思います。
── 男性は眠っていても、触られたらボッキするんです。女性は眠っている時に愛撫されたらどうなるんですか?
MINAMO 濡れると思いますよ。
── ということはゾンビ状態でも濡れまくりですね! AVライターの東風克智さんともXでやり取りしていましたが、MINAMOちゃんのデビュー作のオマージュシーンがあるんですよね。
MINAMO どのシーンか分かりましたか?
── あらためてデビュー作を観たら一致しました(笑)。あのオマージュは監督の発案ですか?
MINAMO そうですね、監督が「やろう」って言いました。デビュー作を撮ってくれたイージー松本監督には許可を取ったみたいです。
── 今作は「MINAMO ZOMBIE」のデビュー作ですからね(笑)。
MINAMO 私のデビュー作にかけているんです。
── ということは最後のインタビューシーンもオマージュですか?
MINAMO 最後のインタビューシーンもそうです(笑)。スタジオもセットもデビュー作と同じなんです。
── そういう面白みのあるAVっていいですよね。
MINAMO いいですよね。こういう作品はパッケージとして欲しくなります。
── 手元に残した方がいいです。
MINAMO だからDVDも買ってほしいです。
── しかも数量限定版はパッケージが違い、話題の爆破シーンが表紙です。爆破シーンはすごく重要なシーンかと思いましたが・・・。
MINAMO 別に・・・(笑)。
── これもネタバレになりますが。
MINAMO 多分、「爆破しましょう!」ってなったけど、予告シーンとして爆破させたかっただけだから、別に重要なシーンじゃないんですよ。
── ははは(笑)。そうなんですよね。これは有名な爆破シーンロケ地ですよね。
MINAMO めちゃくちゃ遠かったです。
── このシーンは上手く書いておきますね。関係ないシーンって書くと申し訳ないので。
MINAMO いいですよ、「関係のないシーン」って書いて(笑)。
── ははは(笑)。しかし、壮大な撮影でした。肝心のエッチシーンも話さないと、読者から怒られちゃいます。3回絡みがあるんですけど、デビュー作オマージュシーンは流れも再現しているんですか?
MINAMO 最初に男優さんが私の後ろに回って服を脱がしてと一緒の流れです。
── あらためてデビュー作の初セックスシーンは観た方がいいですね。
MINAMO そうですね、観てほしいです。
── 話題作なので見どころばかりですが、ご本人としてはどこが見どころですか?
MINAMO 見どころしかないんですけど、演技は頑張ったのでもちろん見てほしいし、最後のシーンではちゃんと脱いでいて、半分ゾンビ、半分人間ときっぱり別れているので、MINAMOになった瞬間と、ゾンビになった瞬間の違いや感じ方を楽しんでほしいです。
── ユーザーはどっちでヌクんですかね?
MINAMO そうですよね。でも、ゾンビ顔でヌイてほしいです。ゾンビ姿では「ブウ~、ウエ」って言ってますけど、それも楽しんでほしいです(笑)。
── これは問題作になっていいんじゃないですか。AVの歴史に残ります。
MINAMO そう思います。
── こういう作品は細部までこだわらないと、ダメな方向に転びますけど、ちゃんとやっていますからね。
MINAMO めちゃくちゃ細かいところにまでこだわった作品になっています。
── まさに必見、必ヌキ作品です。話は変わり、3周年ですが全作振り返ると大変ですので、この1年間で一番気持ちよかった、一番大変だった、一番面白かったなど印象に残った作品はありますか?
MINAMO 『学年一可愛い生徒・みなもが学校中で中出し誘惑してきて、教師の俺はもう限界かもしれない。』と、『配送中NTR 既婚ベテランドライバーの配送に付いて回るうち車中で襲われてしまった新婚人妻』は意外と売れたんです。
学年一可愛い生徒・みなもが学校中で中出し誘惑してきて、教師の俺はもう限界かもしれない。
配送中NTR 既婚ベテランドライバーの配送に付いて回るうち車中で襲われてしまった新婚人妻 MINAMO
── 全作品売れているんですが、この2作品は売れたんですね。
MINAMO 印象に残っているのは、『僕たちイジメられっ子の陰キャはこの調子に乗ったヤンキーギャルを逆襲レ×プします。』です。
僕たちイジメられっ子の陰キャはこの調子に乗ったヤンキーギャルを逆襲レ×プします。 MINAMO
── どういった意味で印象に残りましたか?
MINAMO いままでで一番面白かったんです。ヤンキー役は初めてやりました。
── これまたMINAMOちゃんのイメージとは180度違います。
MINAMO そうなんです。だから、大変だったけど、新鮮で楽しかったです。
── パッケージがスマホのイメージですね。全場面スマホ撮影でしたか?
MINAMO 全シーンではないですけど、スマホで撮っているシーンもあります。
── 内容はMINAMOちゃんが最初はイジメっこだけどやり返されるんですね。MINAMOちゃん自身は全く怖いイメージがないから大変でしたか?
MINAMO 赤髪にしましたから。セリフで「〇〇するんじぇねーよ!」とか言うキャラクターだから難しかったです。
── 凌辱系作品は抵抗しつつも感じないとならないので大変ですか?
MINAMO その塩梅が難しいです。特にこの作品は難しかったです。しかも、口汚いキャラだから、嫌がりながらもののしって、でもちょっと感じるみたいな役が難しかったです。
── 4人から凌辱されています。
MINAMO 4人は大変です。
── しかも、凌辱系とは言え撮影だから平等に触られたり、触ったりしないといけません。
MINAMO やることが多くて大変です。でも、こういう凌辱系はあまり上手くやらなくてもいいのかなと思っているんです。
── 確かに上手に凌辱されたらリアリティがなくなります。いい演技論です。
MINAMO 凌辱作品で上手く立ち振る舞ったら違和感がありますよね(笑)。
── さすが! 最後にいい話が聞けました。それでは3周年を迎え4年目に入りますので、それを踏まえて読者へメッセージをお願いします。
MINAMO おかげさまで3周年を迎えることができました。いつもちゃんとDVDを買って、ちゃんとイベントに来て、いろんなところで「MINAMOちゃんが好きなんだよね」と言ってくれるファンの方のおかげで仕事が入ってくるので、本当ににありがとうございますの気持ちでいっぱいです。最初からこだわりが強いタイプだったから、迷惑をかけた人もいると思うんですけど、 それでもずっと関わり続けて、一緒に仕事をしてくれている人にも感謝を言いたいです。これからもよりよろしくお願いします。
(インタビュー・構成:神楽坂文人 インタビュー協力:ソフト・オン・デマンド ティーパワーズ)