中山ふみかBirthday Spesialライブレポート！
もはやファンにとって年中行事と言っても過言ではない「中山ふみかBirthday LIVE」が、9月3日、東京・三軒茶屋のライブハウス「グレープフルーツムーン」にて「月で逢いましょう #128 中山ふみか Birthday Special」として開催され、会場は多くのファンで盛り上がりました！
主催はミルキーポップジェネレーション（以下、ミルジェネ）。キーボードの平方元さんとギターの福田正人さんの鮮やかな演奏が、ふみかちゃんの歌声をさらに輝かせ、観客を一瞬で魅了しました。
今回は全曲『アイドルマスター』の楽曲で構成するというコンセプチュアルな挑戦！ ふみかちゃんはアイドルを彷彿とさせるキラキラの衣装で登場し、会場を瞬時に沸かせます。
開幕曲『Hotel Moonside』では自ら手拍子を促し、ポップで弾けるパフォーマンスでファンの心を掴みました。続く『Clean.Clean up』では力強いボーカルが炸裂し、大迫力の歌声がライブハウスを揺らします。
ここでMCに突入。「専属メーカーを移籍して、今日が初めてのワンマンライブなんです。今回はかなり攻めたセットリストを用意したので、みんなで一緒に楽しんでください！ 今日の衣装から想像がつくと思うけど、『アイドルマスター』の楽曲縛りで、己にも福田さんにも平方さんにも縛りをかけて挑んでいます」と、ふみかちゃんが笑顔で語りかけます。
3曲目の『スペードのQ』ではキュートな魅力全開でファンをメロメロにし、『MOON NIGHTのせいにして』では掛け声の練習から本番でファンと完全一体化、会場がひとつになって大いに盛り上がりました。
『ilLUmiNAte』では疾走感あふれるボーカルでその勢いを加速させ、『きみの一等星』では一転、ムーディーで情感たっぷりの歌声で観客を『アイドルマスター』のディープな世界へと誘いました。
4曲連続の熱唱後、MCで「みんな声が出てて最高だったよ」とファンとの一体感に大満足の様子。「今回の『アイドルマスター』縛りは、20周年を迎えた『アイマス』へのリスペクトもあります。前回の5周年ライブが『集大成』と言われて、次は何をしようかと悩んだんです。同じ事務所の先輩である枢木あおいさんがボーカロイド曲縛りをやっていて、私も縛りライブをやってみたいと思いました。『アイマスかハロプロか、でもやっぱりアイマスかな』って決めたんです。普段『アイマス』を聴かない人もいるから、きっかけになればいいなと思いました」と、セットリストに込めた思いを熱く語りました。
ライブは中盤へ差し掛かり、自らアレンジを希望した『Tomorrow Gazer』を明るく歌い上げ、会場はさらに華やかに。
『さよならアンドロメダ』ではセンチメンタルかつ聴く者に訴えかけるような歌声で魅了、『Dye the sky.』では大迫力のパフォーマンスで「これぞ中山ふみか！」という真骨頂を見せつけました。
そして、「次で最後です」と告げると、ファンから「え～！」と惜しむ声が響きます。「あっという間ですね。今日を機に『アイマス』の曲を覚えて帰ってください」と笑顔で呼びかけ、『アイドルマスター』の世界観を象徴する『VOY@GER』を最後に選曲。平方さんとの美しいハーモニーで会場を感動の渦に包み、本編を締めくくりました。
しかし、ファンの熱いアンコールに応え、ふみかちゃんが再登場！ MCではいくつかの情報が開示され、特に12月2日にデビュー6周年ライブが開催されることが発表されると、会場は歓声と拍手に包まれました。さらなる高みを目指すふみかちゃんの次なるステージに期待が高まります！
アンコール曲『Luna say maybe』では、感情とパフォーマンスの全てをぶつけるような熱唱で、会場は最後まで盛り上がりました。
また、バースデーライブと言うことで、ライブ終演後、ミルジェネからバースデーケーキが贈られ、温かな祝福に包まれた素敵なライブとなりました。
全曲『アイドルマスター』縛りという新たな境地に挑んだふみかちゃん。彼女の勢いは止まらず、10月1日にはミルジェネ主催の大規模ライブ「Sweet Memories 2025」への出演も決定。
新宿ReNYという大ホールで、「ライブハウスを日本武道館に変える女」の真骨頂を発揮するに違いありません。8月、9月、10月と怒涛のライブ出演でファンを楽しませてくれるふみかちゃん。ぜひ会場に足を運び、その熱いパフォーマンスを体感し、応援しましょう！
■「中山ふみか6th Anniversary Special」のチケットはこちらから
（写真・取材 神楽坂文人）
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