美容師との掛け持ち仕事で29連勤! 忙しすぎた反動で虚脱した時期も
――その頃は、美容師の仕事は?
AIKA 掛け持ちでやってたんですけど、だんだんAVの撮影が月6本とかになってきて、気づいたら29連勤とかになってた(笑)。
――すごい働き者じゃないですか!
AIKA 服も買えるようになったから、嬉しくて買い物しちゃったり、引っ越ししたりしてて、当時はお金入ってきただけ消えてましたね。その頃はアホやったから。
二年半前に美容師を辞めて、今度は反動で、しばらくの間、ほとんど何もしない生活をしたんですよ。
たまに撮影はしたり、レッドドラゴン(AV女優が在籍するキャバクラ)に出たりはしてたけど、それ以外は何にもしない生活。忙しすぎた反動で、そんなんなってました。
――極端ですねぇ。そこから今みたいにAVの仕事を積極的にするようになったのは?
AIKA 本中さんの作品に出たのが、ちょっと売れたらしくて、去年の2月ぐらいから急に仕事が増え初めて、月に15、6本撮影が入るようになってきて。
AV OPENの作品にも4本ぐらい出てるし、秋ぐらいには月20本とかになってきてて。美容師より体力使うわー、って。
女優として売れ始めて、「数字しか見られてないのか」と不信感を持った
――AV女優としての生活が忙しくなってきて、面白さとか張り合いは出てきました?
AIKA いや、その頃はちょっとAVに不信感がわいてきてて。
どうせ数字なんやろ、今売れてるから良くしてくれてるだけやろ、とか思っちゃって。今上り調子な分、逆に下がってきたらどうなるんやろ、って怖くなったりして。
――ああ……。状況を冷静に見てたんですね。
AIKA でも、忘年会のときにメーカーの人とかと、そのへん腹割ってしゃべったんですよ。そしたら「もちろん数字の世界に見えるだろうけど、売れたらそれだけがんばってる姿が見てもらえるんだよ。それを(作ってる側も)目指してるんだよ」って言ってもらえて。
自分は評価されてるんだなって思えたし、こんな風にひねくれてるだけじゃあかんんな、もっと努力せなあかんなって、そういう風に思うようになったのが、去年ですね。
――決して、AVでがんばろうと思って入ってきて、順調にキャリアを積んでいったわけじゃなかったんですね。
AIKA うん。特に去年は女の子のファンが増えて、「彼氏と観てます」とか「お母さんと観てます」とか言われて、「お母さんと見てるってどんな状況なんや!?」とか思いましたけど(笑)。
でも、女の子が観ても面白い作品を作れてたのかな? って。それもまたひとつの自信になったし、嬉しかったことでもあったかな。
うん、去年は、本当にいろいろ変化があった年でした。
明日公開のインタビュー第二回では、
「AIKAはデビュー当時ギャルではなく清楚系だった!?」
その真相に迫ります!!
あいか
1990年8月25日生まれ
兵庫県出身 O型
趣味・特技:ダンス、ファッション
◉Twitter:@AIKA50
(インタビュー・雨宮まみ)