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名物社長・白水力はどのようにして誕生したのか? その秘密がいま明かされる!! 「僕がAVメーカーの社長になった理由」その2 【ちょっと騙されたかも…? テレクラで儲けたお金で、瀕死のビデオショップを立て直し!!】

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社風は「我が道をイク〜」“オンリーワン”のメーカー【セレブの友 】
代表プロデューサー・白水力の業界独り言コラム 第10回

前回のコラムで、16歳で社会に出てから早速頭角を現し、消火器の訪問販売トップセールスマンからテレクラ経営に着手するところまでを語ってくれた白水力社長!
今回は、それからいかにしてAVメーカーを立ち上げたのかが徐々に語られます!!

?前回はコチラ

名物社長・白水力はどのようにして誕生したのか? その秘密がいま明かされる!! 「僕がAVメーカーの社長になった理由」その1【セレブの友 代表プロデューサー・白水力コラム】

「AVメーカー社長になった理由(その2)」
会社の同じビルにあったビデオショップを買い取ることにった白水力社長
しかしそこはとんでもない物件だった!!

テレクラ経営が順調で、自信をつけた僕は、その勢いで「カトレア」、「ベル」、「ミンクス」という少し他とは切り口が違う「テレフォンセックス専用ダイヤル」というテレクラの会社もどきを始めました。
これが、このAV業界に入ったきっかけとなりました。まあ、成り行きなんですが、これがなければ僕は今ごろこの記事は書いていなかったんでしょ〜。

当時は、川崎と浦安についてはアパートをたくさん借りて、東京の本社は雑居ビルの四階…エレベーターなしの物件! だって、審査が甘いから。
まだ法人化もしていなく、みなし法人で信用ないし、クソガキの癖にイカついスーツきて、さらに怖い顔をしてましたから不動産屋に行ってもろくな物件を出してくれなかったんです(笑

家賃は坪単価なら、場所的には結構な割高。またフロアは細長く使いにくい。そして、エレベーターなし。
しかし…電話がたくさんあり、雑然としている本社もどき!! 
社長気分をさらに盛り上げたかったこの時代♪
ど〜んと、偉そうで無駄にでかいオーストリッチの応接セットを購入してみたものの、来客はほとんどなく、僕の友達ばかり。(笑)

しかし、各所の電話受付は女性を置いました。電話受付は男性女性では、格段に売り上げが違います。
これから、脳みそを興奮させながら「テレフォンセックス」という仮想現実の中でオナニーをするのだから…初めにおっさんが出てきたら興ざめですからね♪ 

 

具体的なシステムを説明すると、文字数が足りなくなりそうだから省略。
簡単にいうならば、プロに育成したテレフォンセックス嬢が全国に約300人散らばっていて、お電話で「あっは〜ん、うっふ〜ん」ってなる訳です。
当時としては、自宅でできる女性のバイトとしては最先端でした!
たいへん健全な遊びであり、嬢たちが自宅でできるお仕事。
おこずかいが足りないOL、子供が小さく生活費の足しに、病気で歩けない、太陽を浴びてはダメ病気の人など…いろんなタイプがいました。

いまでこそ、メールなどによる出会い系で、やらせや嘘が横行しているが、僕がしていたしごとは…堂々と「テレフォンセックス専用ダイヤル」のプロのオペレーターだったのです。
つまりは育成された女性しかダメであり、お客様も様々だか最終的にはオナニーでヌク人が90%以上!!

中には、アルバイトとわかっていても口説いて会ってしまう猛者もいたり、アルバイトとわかっていても毎回毎回プロポーズする人もいたり、かなりバラエティーに富んでいました。

試行錯誤しながら完成したシステムで、似たようなダイヤルはいくつもありましたが、この頃からぼくは異端児で人と違うことを好み、数々の新しいことに挑戦していました。
もちろん失敗はたくさん(笑)

 

僕の会社が入っていたこのビル、一階にラーメン屋さん、二階にビデオショップ、三階にテレクラ、四階がうちの会社。
…で、二階に店舗を構えていたビデオショップのオーナーがあるときに突然訪ねてきました。
話によると…この場所で、まして二階となるとなかなか商売難しいらしく、今月いっぱいで商売たたみます!!との挨拶でした。ちょっと興味が湧いてビデオショップオーナーと少し話をしてみることに。

売場有効面積は12坪くらいしかありません。
最高売り上げが月に150万くらいと聞きました。
しかし、僕が店の権利を買ってから数ヵ月後、これは嘘の数字で、せいぜい70、80万くらいしか売り上げたことのない店と判明(涙)。

さて…挨拶にきたとき半分冗談で「僕がお店を買おうか…」とニコニコご愛嬌のつもりで言ったのです。
すると、舌も乾かぬ数日後に不動産屋と同伴でやってきました(笑)
そして、電話の仕事もそこそこ調子が良く、また買い取り金額も安かったので…

思わず買ってしまいました…。

ここからがAV業界にドップリと浸かるキッカケというか、成り行きになったワケです。

 

知識ゼロからのビデオショップ経営
しかし、マイナス要素を逆にプラスに考えて…

まったく知識なし。
いつもそんなとこからはじまります。
美顔器を売っていたときだって、美顔器なんか使ったことも見たことすらなかったんです。
嘘のようなほんとうの話ですが実は、AV…僕は二回しか見たことがありませんでした…まじで。
ぶっちゃけ、昔も今もAVでオナニーした経験は一切なし。

過去に見たことあるAVは、1つはパンチラ、もう1つは裸で男とガチでマンホールを探検しているやつ!!
それも、知り合いが借りてきたのをゲラゲラ笑いながら見ただけなんです。

店づくりはおろか、商品構成すらわからん。
フタを空けたら店は閑古鳥状態で、最初の頃の来店は0から10数人程度がMAX。
そしてわからないながらも、いくつかのメーカーを呼んで仕入れをしていきました。

たかが12坪くらいしかない店でしたし、いいよ〜にやられましたね…営業マンに。

「社長…何本づつ買いますか?」

と当たり前のように言われてわからなくて迷っていると…。

「最初は様子見で、1タイトル5本くらいにしておきますね!!」

わからんままに仕入れをして、ある2つのメーカーがやたらと片寄った在庫からの再スタートだったのです。

ただ、1つのメーカーのものはまったくといって売れない。しかも高い!!
当時VHS時代でもなかなか13000円を越える商品なんかなかったのですが、当たり前のよう15000円!!
月にいいとこ3本も売れたら上等なとこでした。

親切なふりをして、けっこう悪どい業者でした…名前は伏せておきますが全タイトルを買わされました(涙)

 

ただ、転んでもただでは起き上がりませんよ、僕は。
転んだら両手に何か握りしめて立ち上がる。根性はそこそこ負けない自信があります。

ん? 高い商品?

そっか…この店は有効面積がかなり小さいから、高いだけでなく、なかなか手に入らないとか、地域限定とかを取り扱うようにすれば…。
じゃあ、高くても売れるジャンルとはなんなんだ…?
と、少しずつ痛い目を見ながら学習していきました。

テレクラの利益はこちらにミルミル吸い込まれていきましたけど(笑)

でも、ある問屋でトップセールスマンと出逢い、店は激変していきました。
売り付けるだけの営業マンではなく、売れるための店づくりの提案もしてくれました。

縦長の店の中央に狭い通路を創り、right、leftと行ったり来たりする店にしたのです。
少し迷路っぽくね!!まずは滞在時間が長くなりました…倍以上!!
つまり商品をじっくり見る。
レジからすぐに見渡せる店でしたが、あえて死角をつくり、恥ずかしくないようにレジから見えないように、目と目が合わないようにしたのです。

高値品を中心に一番安くても5800円のものしか置かない…そのことにより、高くても良いものを求めるユーザーを集めました。
ぶっちゃけ、たいへんでしたよ。店の場所は私鉄沿線の場末。
駅からは近いが、商店街で人がバンバン歩いているとこ。
人目を気にしながら来店するような商売に向いている訳がない。

どうやったらお客さんを集めることができるのか?

 

電話の仕事では、エッチなお電話サービスの広告をあちこちのエロ本にこれでもか〜、これでもか〜というくらい毎月毎月広告してました。
一頁もしくは、見開き二頁とかで!
そっか…広告の下の5分の1くらい削ってビデオショップの広告を載せてみよ〜。
約30冊以上のエロ本にバンバン広告が載りました。

なんということでしょう。
客層はどんどん変わり、高いけど手に入りにくい作品群ですから、マニアが集まる店になったのです。

約1年未満でこの店の最高売り上げを800万くらいまで叩き上げました。
広告を安く打てる恵まれた環境と他の仕事とのリンクだったのです。

そして、ここからやっと今のメーカー業に一気に突き進みます。

さて、僕が社長になった理由。そしてAV業界に入ったキッカケ…
次回最終章

つづく!!

次回は来週5月20日公開!!

(文:セレブの友 白水力

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