笑顔もカワイイです

一番エロいと思うのはキスしている時の舌と表情

——そしてマドンナからは、得意にする熟女モノ『嫁の母』。監督さんからは、「演技力の高さに脱帽した」と。

篠田　わー、ありがとうございます。ドラマ作品も大好きで。

——台本は読み込む派ですか？

篠田　ある程度の内容を頭にいれて、あとは台本の言い回しを含ませながら、自分の言葉で喋る。カメラが周ったら、スイッチが入るような感覚はありますね。

——特に人妻役が多いので、得意で？

篠田　私のファンの方は散々人妻モノを観てきて、もう飽きたかもしれませんね（笑）。でも、一応似た作品だとしても、自分の中では少し違う部分を出すように気をつけてるんですよ。

——毎作？　スゴい！

篠田　ルーティーンワークになるのが、一番飽きられる。好きで観てくれる人が、「あ、こんな一面あったんだ！」みたいに感じてくれるように、自分もエッチな事を探しているし、新たな表現も探しています。

——いやー、スゴい女優魂ですねぇ。ＮＯ・１も納得です。

篠田　いやいやいや！（照れる）

——フィッチの『下と肉体を絡ませ合う濃密ベロキスサロン』はどうでした？

篠田　プロデューサーさんが怖いって有名だったので、粛々としてました（笑）。

——だからか、監督さんから頂いたコメントも「意外と人見知りというか、シャイな方でした」と（笑）。

篠田　あははは、でも最近プロデューサーさんと仲良くなってきた気がする（笑）。「毒舌プロデューサーですね」って言ってみたら笑ってくれたから、もう大丈夫かなって（笑）。

——作品自体も濃厚なベロキス満載で、最高にエロかったです。

篠田　良かったです。自分は女性なので、キスの表情は一番エロいと思っているんです、ハメシロとかより（笑）。キスの表情は、自分の中で「これはエロいな」って思うのをやってみたつもり。あとは指示に従って激しめで、とか（笑）。

——顔舐めもスゴいです。

篠田　どうせ舌を使うなら、男性の顔面をグシャグシャにした方がエロいかな、と。この撮影の少し前に顔舐めフェチの作品を撮ったんで、その時に「何がいいんですか？」「どこを舐められたいですか？」って訊いて勉強して。少し活かせたかな、って。

——では、最後にレズれ！の『マブダチとレズれ！in台湾ＳＰ』について。

篠田　最初は社長から「６日間台湾撮影は、スケジュール弛めにするから楽しんできてね！」と言われたのに……写真集の撮影もあって、現地の取材も受けて、全然タイト！（苦笑）。その合間にこの作品も撮って。

——た、大変だったんすね……。

篠田　スタッフも最小限で、マネージャーがＡＤやって、監督さんが衣装も選んだり。少しトラブルもあったけど、海外ロケらしくて結果オーライ。楽しかったですね。

——北川エリカちゃんの印象は？

篠田　同じ事務所で、共演作も多いのでやりやすかったです。彼女は飾らないタイプなんで、一緒にいてスゴく気が楽。路地裏でキスしたり、窓開けてレズしたり。でも現場に必要なものが足らなくて、２人でブーブー言ったりして（笑）。そんなドキュメント部分も見どころだと思います。

——なるほどー。では最後に今後の目標などを一つ。

篠田　目標、目標かー……。ＡＶ女優活動を長く続けていきたいという思いはあります。

——結構出尽くしてませんか？

篠田　いやいや、まだまだ。風間さんと共演した時に、ギャルメーカーの「ｋｉｒａ☆ｋｉｒａ出たい」って盛り上がりました（笑）。

——おぉ〜、いいですね（笑）。

篠田　熟女ｋｉｒａ☆ｋｉｒａ（笑）。風間さんと２人で、ガン黒メイクを決めながら「マジでヤバくねぇ〜？」とか言いながら、男とヤリたい（笑）。まぁ、身近なものではそんな感じかな！

（掲載/「月刊DMM」10月号）