3月の引退作発売を目の前にした吉沢明歩さん、ラストインタビューの第2回です。
前回は引退を決めた理由などをうかがいましたが、今回はS1とマキシング両メーカーから発売されるそれぞれのラスト作について聞いてみました。
16年のAVの歴史を北海道で振り返ったり、実はまだやってなかったあのプレイを初挑戦したりと、ラストアッキーシューティング、どちらも見逃せない!
?インタビュー前編はコチラ
最後の現場でわたしに手紙を書いてくださった男優さんがいらしたんですよ
── さて引退作についての話をしたいんですが、2メーカーでそれぞれラスト作を撮られたんですよね。撮影はいつごろだったんですか?
吉沢 S1さんが先で11月の末くらいに撮影して、マキシングさんは12月になってからです。
正直言って、最初に撮ったS1のときはぜんぜん辞める実感がなくって(笑)。
特典映像用の旅ロケをさせてもらったんですけど、それがもうただただ楽しくって!
正直「こんなんだったら引退したくないよ!」って思いましたね。あははは!
── 60分の特典映像「旅ロケ&インタビュー」ってやつですよね。
吉沢 どのくらい楽しかったかというと、ロケ中に「引退しないんですか」って聞かれた時、「引退しま……せん!」って揺らいだくらいです(笑)。
── 恐るべし北海道!
吉沢 北海道の雄大な景色が見えるスポットに行ったんですけど、大自然見ると自分の思いが本当にちっぽけに感じるんですよ!
わたし北海道でも札幌はかなりお仕事でも行ってたんですけど、函館は一度しか行ったことなかったんで、函館でのインタビューをお願いしたんです。
インタビューというかほとんどスタッフのみんなと観光と食事させていただいた、みたいな。楽しかったな~。
── せっかく決意したのに。
吉沢 いろいろあっての決意だったんですけど、こんな楽しいんだったらねえ続けた方がよかったかな、みたいな(笑)。撤回はしませんけどね!
── じゃあそれ以降は「これで最後」てのを感じるようになりましたか。
吉沢 そうですね、インタビューがまさに「吉沢明歩の歴史」みたいなやつで、自分を振り返るいい機会になりました。
── これがラスト2本なんだ、とあらためて感じるように。
吉沢 「もうこれで3Pすることもないんだ…」とかしみじみ感じるようになりましたね、やろうと思えばできないこともないけど(笑)、まあやることないだろうなあ…。
いかにも「AVの絡み」な感じで激しくすることもないんだろうな、って。
── その気持ちは吉沢さんにとって「嬉しい」?「寂しい」? もしくは「ホッとした」みたいな感じですか。
吉沢 うーん、普通の女の子になるんだな…って再確認していく感じはありましたね。
撮影用の「現場セット」みたいなのを自分で作ってるんですよ。ボディソープとか歯ブラシとか、家で使うのよりいいやつで、気分を上げるために使ったりしたるんです。毎回それを持ち込んでたんですけど、もうこのセットもバラシだなって(笑)。
── ボディソープが減っていくたびに本当の終わりが近づいていく寂しさありそうですね。
吉沢 ありましたね~。あと毎月会ってた男優さんとも、これから会えなくなるんだなあって。忘れないでほしいなって思いましたね。
ラスト作で、サプライズで今までお世話になった監督さんとか男優さん、現場のスタッフさんがらのメッセージ付きのアルバムをいただいたんですよ。すごい感動して、そのときはポロポロってきちゃいましたね。
── それは泣きますね…。
吉沢 あと、最後の現場でわたしに手紙を書いてくださった男優さんがいらしたんですよ!れは律儀だなって思いましたね。
── 個人的に! どんなこと書いてあったんですか。
吉沢 「はじめて現場でお会いした時は、憧れてたので緊張して寝れなかったです……」みたいな感じの(笑)。
── だいぶファンとしての手紙ですね(笑)
吉沢 あと「現場に対してまじめにとりくんでる女優さんと一緒にお仕事できたことが嬉しかったし、男優として頑張れるパワーをいただきました」みたいな感じで書いてくださってて、「そう見えてたんだな、力になれてたんだな」ってのが本当に嬉しかったですね。
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