プロの監督が認めるAV作品はズバリこれ!
AV監督が愛したアダルトビデオの話を聞いてきた…
毎月、何百、何千という数のAVがリリースされ続けている。
新作をチェックするのも楽しいが、何か指針が欲しい。
そんなあなたには、是非この連載『人気監督オススメAV』を読んで欲しい。
第一回は、本中などで活躍中の若手実力派監督・タイガー小堺氏のオススメAV!!
『このAVむちゃくちゃやってんですよ。
「なんだコレ気が狂ってんな!」って思いました。』
小堺 「アダルト業界に入る前、19歳くらいの時に見た作品で、当時はレンタル、セル関係無く色んなメーカーの作品を見まくってたんです。
で、ある日、ムーディーズとSODのビデオが他メーカーのよりモザイクの感じが、
『なんか良く見えるぞ?』って気づいてから、その2つのメーカーを中心にレンタルしまくってて偶然出会ったのがこの作品です」
ーー「ファン感謝祭ものには名作が多い」とAVファンの方はよく言いますよね。そしていわゆる素人参加型作品ですね。
小堺 「はい。街にはなたれたAV女優を“ムーディーズ友の会”っていう素人の参加者達が追っかけて、もし捕まえられたらセックス出来るっていう企画なんです。
女優がドキドキしながら逃げ回ったり、追いかける方が作戦を練ってるようなエロじゃないシーンが延々と続いたり、捕まえたら誰でもヤレるルールなので、いざ取っ捕まったら複数人でヤラれたりぶっかけたり、めちゃくちゃやってんですよ。
『なんだこれ、気が狂ってんな!』って思いましたね。」
ーー今はみんなSNSをやってるから、街でそんなことやってたら情報を共有されてすぐ見つかっちゃいますよね。
小堺 「これは2003年の作品なんですけど、女優を見つける手助けとして携帯のショートメールに、スタッフから参加者に向けて、1時間に1回『ひなこは今この辺に居るよ』ってヒントが来るんです」
ーーそのメールを見てみんな移動すると。
小堺 「はい。で、コレ24時間撮影してるから、途中から参加する人も居て、でも参加男性は黒いサングラスと黒いTシャツ着てるっていう特徴しか無いんです。
ビデオカメラを持ったスタッフが街中に散っていて、参加者らしき男に『妄走犯に参加されてる方ですか?』って話しかけるんですけど、黒サングラス&黒Tの人なんてどこにでも居るから話しかけたのは一般の人で冷たく『違います』とか言われちゃったり(笑)。
作品の最後の方、朝5時くらいには女優は顔射されまくってるんで、ザーメンまみれの上に死にそうな顔して、駅前をトボトボ歩いたりしてるんですよ、すげえ面白いっす」
ーードキュメンタリーとして面白そうですが、ヌケるんですか?
小堺 「めちゃくちゃヌケます!
オナニーへの実用性もある1本ですね。僕同じようなことをやりたくて『100人中出し×上原亜衣』を撮りました。(※2014年AVオープンのヘビー級第一位受賞作品)」
(文:菊池由貴)
後編はコチラ
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