高いプロ意識を保ち続けられる理由とは?
とにかく明るく、この企画の「あけすけインタビュー」のタイトル通り包み隠さず何でも話してくれちゃうAIKAちゃん。
今後の仕事に関しては、何か思うところはあるんでしょうか?
「やっぱり、DMM・R18アダルトアワードで最優秀賞を取れなかったのが引っかかってるんですね。次の機会には、絶対に1位を取りたい。ちょっと前までは賞とかって興味なかったんです。でも、今はそう思ってるんですよね」
聞けば、女優賞にノミネートされたとき、一緒に仕事をしている仲間だけでなく、昔からの友人、もちろんファンからも多くの声援の言葉をもらったという彼女……。
「お仕事たくさんいただいて、売り上げランキングなんかでは1位になるようにもなって……目に見えないけど、結果ってこういうふうに出てくるんだって。ありがたいことだなって思えるようになってきたんですよね。やっぱり応援してくれる人たちに応えるためにも賞が欲しいです、今は」
もちろん、そのためには結果を出し続けなければならないことも、彼女は分かっている様子。
「それは大変なことだと思うけど、頑張れば頑張るほど結果が付いてくる。そうすると、私自身にも自信がついてくるんですよね」
ギャルな見た目と大違いで本当は意識高い系女子!
そして、いい作品、売れる作品をつくるために、芝居を勉強しなければいけないという意識も芽生えてきたそうだ。
「家でテレビドラマや映画を観ているときも、ストーリーと一緒に、俳優さんの細かい演技を注意して観るようになったんです。自分と何が違うのか、自分には何が足りないのかって」
もっとハキハキ喋らないとダメだ、口を大きく開けて、身振り手振りも大きくしないと観ている人に伝わらない……そんなことを考えながら画面を見入っているという彼女。
「まだまだ足りないことだらけだと思うけど、少しずつでも演技が上手くなって、観てくれる方が感情移入できる作品作りをしていきたいです」
うーむ、見た目は色黒パツキンの超ギャルなのに、オヤジ記者なんかよりちゃんと考えて仕事してる……娘のような年頃の女優さん相手に感心させられることしきりの記者。
このモチベーションがあれば、今後の活躍にも十分期待がもてるってもんだ!
(掲載/「実話大報」2016年10月号)