──せっかくの痴漢作品なので、ちょっとつぼみちゃん自身の痴漢体験も聞かせてもらえればと思うんですが、タイプ的にけっこうありそうですね、痴漢体験。
つぼみ けっこうは…ないですね。じつは山口の地元で学生だった頃はそれこそ一回もなくて…。
──えっ、ないんですか?
つぼみ はい、大人になってから、それこそこのお仕事始めてから初めて痴漢に会いました。
──それは意外! 田舎にいた頃は電車通勤してなかったとか?
つぼみ 電車ぜんぜん使ってましたけど…、そんなギュッてなるほど混まないんですよ、田舎の電車はぜんぜん(笑)。
──そっか!田舎だから電車混まないし、接近したくてもできないのか。
つぼみ たぶん、そうなんですよ。えへへへ。だからぎゅうぎゅうはないですね。
──初めての痴漢体験はAVデビューしてからってことは、上京して18、19歳になってから?
つぼみ 18、9どころか、ほとんど4、5年前ぐらいとかですよ。ホントに生まれてはじめて痴漢にあって、「あっ痴漢ってほんとにいるんだ!」と思って。
──あ〜、これが痴漢か!って(笑)。
つぼみ そうなんです、うふふふ。たぶん上京してからもなかなか混んでる時間に電車に乗ることがなかったからだと思うんですけど。
──ではその4、5年前の衝撃体験をよければ披露していただけないでしょうか?
つぼみ 衝撃体験wwですかね。
──ど、ど、どんなシチュエーションだったんですか?
つぼみ うーん、普通に乗ってて…あのおじさん?かな、おじさんが近づいてきて…。
──その『おじさん』のディテールをもっと詳しく!
つぼみ はっきり振り向いて見たわけじゃないのでわかんないんですけど、気配とか手の感じが、たぶんおじさんかな?と思っただけで。
──ああ、じゃあこの人だってはっきりわかってないんだ。
つぼみ はい、でもその時も、そんなすっごい混んでたわけじゃないので、なんとなくこの人だなというのはわかるんですけど、顔までハッキリ見上げて見たわけではないんで。
──やっぱり怖くて見れなかったのかな?
つぼみ いやもうびっくりしちゃって…、そのときは怒るところまでいたらなかったです。「ああっ!これは、痴漢だ〜!」みたいな驚きが勝ってしまって(笑)。
──こ、こういう感じですか?(と手のひらで空中を触るジェスチャー)
つぼみ そんっなわかりやすい感じじゃなくて、もっとこう手の甲とかを使って、さわさわと触る、みたいな。
──こ、こういう感じですかね(さらに手の甲で触るフリ)
つぼみ えへっへへ、そう、そんな感じです。
──はいはい、じゃあギリ「たまたま当たっただけですよ」って言い訳がきく感じだ。
つぼみ そのつもりかもしれないですけど…、ただ故意に当てられてるのは触られてるほうははっきり分かるので(笑)。
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