『レズデリバリー』が始めた女装レズプレイが大人気って本当?
◯普通のデリヘルでは味わえない新たな刺激!?
「鏡、見てみます?」
こう尋ねられて、記者は一瞬迷ったものの、お断りした。なぜなら今の自分を鏡で見たら、トラウマになりそうだからだ。
絶対キモいだろ…。なんとも言えない気分だ。顔もパリパリして、表情が作りにくい。女って毎日、こんなうっとうしい感覚をまとって生きているのか。先ほど施された生まれて初めてのメイクの感覚が、気持ち悪くて仕方ない。
それにこの邪魔な髪。ウィッグではあるが、肩のあたりまで伸びていて、これもまた気色が悪い。だが、女モノの下着を穿いている感触は決して悪くなく、メイド服コスプレもヒラヒラのスカートが涼しくて気持ちイイ。
『女装レズプレイ』、倒錯的な風俗を発見したのは、最近急増中のレズ専門デリヘルの取材の時だった。 「うちはかれこれ10年以上、この店をしています。でも10年前は都内でもレズデリヘルは3~4件しかなかったんです。
ところがここ最近、女性向けのレズ風俗が激増して、都内でも10件以上はありますよ」こう教えてくれたのは、都内にある某レズデリヘルの美人店長。柴咲コウ似の彼女はいわゆるバイセクシャルで、女の子もイケるクチ。店長本人も指名があれば、レズビアンとの禁断セックスを楽しんでいるという。
だがその一方で、レズ風俗が急増したことで客足は激減。そこで始めたのが、女装したい男性のための「女装レズプレイ」なのだ。
「世の中には結構、女装願望のある男性って多いんです。そこで私の店では、そんな男性のために女モノの服を用意。ホテルの部屋で女装させてあげて、そのままレズプレイを楽しんでもらうんです」
このサービスが大当たりで、連日、男性からの予約が殺到。今では二番煎じの店が次々と現れる始末で、世は隠れ女装ブームなのだ。
ならばと記者も体験。正直、女装には全く興味がなかったが、普段レズを相手にしている風俗嬢と一戦を交えてみたかったのだ。
ところが実際に女装してみると、意外や意外。メイクやウィッグには多少不満はあるものの、なんだか別人になれた気分で、胸がトキめいてしまったのだ。「じゃあ、こっちにきて」
今回、記者を30分かけてオンナにしてくれたレズデリヘル嬢歴2年半のユカちゃん(24歳)が、甘い声で囁いてきた。
次ページへつづく