淫語をたくさん書き溜めた痴女ノートを作ってました
友田 あんなにたくさん痴女やってたのに、久しぶりだったので、『あれ、痴女ってどうやるんだっけ?』って(笑)。
── 痴女脳が錆びちゃた(笑)。
友田 ずっとやられっぱなしだったので「やめて下さい」しか言わなかったじゃないですか(笑)。男優さんをどう責めてたのか、思い出しつつ、痴女ノートを見返して、シュミレーションしました。
── ええっ? 痴女ノートなんてあるんですか?
友田 キカタンの時に作ったんですよ。片っ端から痴女作品みて、淫語を書き留めて。
── おお!
友田 しかもメーカーさんによって分けてるんですよ。メーカーさんとか監督さんによって、使う淫語が違うじゃないですか。オファーが来たら、その監督さんの作品をまず見るんです。監督さんによって、好まれる淫語が違うんですよね。あと、ひとつの単語、例えば『おちんぼ』でも、言い方や声のトーンによって全然変わるんです。この監督はこういう低く言うのが好きなんだとか、そういうのを書いていったり、調べたりしてましたね。
── うわ、プロフェッショナル!
友田 でも、いくら淫語を考えていっても、相手の男優さんによって変わるんですよ。いい反応してくれたら、そのままどんどん行けるけど、反応がよくなかったりすると、頭の中の引き出しを次々開けてこれか? これか?って試していきます。
── その場で対処していくんですか。
友田 同じような作品、同じような台本でも、男優さんの反応で全然変わってきますね。ガチのM男優さんだと、すごい助かります。
── 本当のMか、演技なのかってわかるんですか?
友田 キスの時にわかりますね。口では「やめて下さい」とかいっても、キスすると吸い付いてきたり(笑)。カメラには写ってない口の中でのことなんですけど。
── つい、受け身に徹しきれない。
友田 だから、いつも最初にどういうことをされるのがイヤなのか、聞いておくんですよ。
── NGを聞いておく!
友田 男優さんって言えないことが多いじゃないですか。イヤでもがんばっちゃう。でも、それだとやっぱりテンション下がるんですよね。どうせなら、本当に興奮してもらいたいじゃないですか。
>>まだま盛り上がるともちんインタビュー後編は明日公開!! お楽しみに!
(掲載:「月刊DMM」2017年10月号 インタビュー:安田理央)