目指すは10周年です!東京五輪の年までは!
── しかし、2009年デビューですから、もう8年目ですよね。正直、飽きたりしないですか?
友田 全然飽きないですね。
── 普通の仕事でも、8年もやると飽きてきますよ。
友田 確かに。だからすごいと思います。仕事自体がイヤになったことはないし、ずっと楽しい。いい仕事見つけたなって思います。
── こうなると、もう10年までがんばろうと思いますか?
友田 目指してます! 東京オリンピックまで!(笑)。今は一年やるのもやっとで、二年、三年続けられればすごいっていう話は聞くんです。そんな中で8年もやらせてもらえるっていうのは、すごいありがたいことだなって。メーカーさんにも、事務所にも、そしてファンの方にもすごい感謝してるんです。そういうひとたちの力がないと仕事は絶対もらえないんですから。
── 今、長くやりたいって言う女優さんが多いんですよね。
友田 でも、やりたくてもやれない。いくら可愛くても売れなかったりする。本当に厳しい世界だと思います。
── 長く続けたいって、いつ頃から思ったんですか?
友田 最初はそんなこと全く考えませんでしたね。言われたことをやるってだけで。キカタンになってから、売れたい、長く続けたいって思うようになりましたね。あの、最初の頃って、私、全然人気なかったんです。撮影会やっても半分くらいしか埋まらないし、ブログにも全然コメントもらえなくて、AVやれば誰もが売れるわけじゃないんだって痛感して。そういう状況があったから、撮影もイベントもひとつひとつ大事にしようって思ったんですよね。どうしたら、ファンになってもらえるんだろう、会いに行こうって思ってもらえるだろうって考えるようになりました。もし、最初からめっちゃ売れてたらテングになってたでしょうね。
── では、最後にマリオンに移籍しての抱負をお願いします。
友田 イベントも増えそうなので地方の方にも会えるのが嬉しいです。あと、泣いたり叩かれたり縛られたりしてない私を久しぶりに見て下さい(笑)。あの頃の友田が帰ってくるので!
■AV女優さんのプロ意識というのをしみじみ感じましたね。長く売れてる人はすげえ! (安田理央)
(掲載:「月刊DMM」2017年10月号 インタビュー:安田理央)