物腰は柔らかく、快感は卑猥に…背徳に溺れる魔性の美女を演じたら吉沢明歩様の右に出る者などなし!!
デビューから13年目を迎えた、あっきーこと吉沢明歩ちゃん。
10代の頃から応援している身にとってはついつい「明歩ちゃん」などと呼んでしまうのですが、31歳となった今となっては「明歩さん」と呼ぶべきなのかもしれませんね。
アラサーを迎えた辺りから、人妻ものや恥辱系など、背徳をテーマにした作品が増えた彼女ですが、本作もまた生真面目な女教師がどすけべな父兄の罠に溺れ、聖職者でありながらも背徳の快感に堕ちていく、いい意味で「けしからん!」物語を熱演しております。
進学校の特進クラスの担任となり、教師としてのやりがいを感じていた明歩先生。
しかし、父兄参観の個別面談中、とある父兄から「先日、男と路上でイチャついた後、ラブホテルに入る現場に遭遇したのですが、生徒が見たらどう思うでしょね?」と責められ、それをネタに教室内でレイプされてしまいます。
そして、数日後には別の父兄にも迫られてしまうのですが、背徳の悦楽に知ってしまった彼女は、拒むどころか激しい快感を貪ってしまった挙句に、気づけば次回の父兄参観を心待ちにするまでに…。
背徳の悦楽に溺れる聖職者の物語と言えばAVの定番ジャンルのひとつ。
逆に言えば使い古されたお約束とも言えます。
ところが、それを明歩ちゃんに演じさせると、美しき卑猥さにただただ圧倒され、気が付けば溜息を漏らしながら魔性のエロスにがんじがらめにされてしまうのです。
その最たる要因は、大人の女性らしい力の抜けたしどけない腰使いと、それとは対照的にデフォルメされた呆けた恍惚顔。
この無敵コンボが観る者の脳の奥の奥を引っ掻き回し、まるで任侠映画を観た直後にも似た「道徳なんてくそくらえ」的異常な興奮に包まれるのです。
そんな訳で率直な感想は一言「これはたまらん!!」。