かとうれい（21歳・ニューハーフAV女優）関西在住のニューハーフ。幼少期から女のコへの憧れがあり、好きになるのも初体験も男子だったという、れいさん。今年４月にデビュー作品が発売されたばかりの新人女優なのだ
アダルト業界ってのは、実に様々な人間が集まってくる場所でありまして……
中には驚きの「前職」を持つ方々がいるんです!
滝に打たれる修行で事件が？
まさにチン人物発見ですよ。編集部にお越し頂いたのはニューハーフAV女優の、かとうれいさん（21歳）！
「自分が周りの男子と違うなと思い始めたのは小学校に入ったときくらい、赤いランドセル持ちたかったし……小３のときの初恋の相手も男のコだったんです」
と語る、れいさん。ここまではほかのニューハーフさん同様という感じなんですが、この方がなぜチン人物かというと……そう、実は彼女、「元お坊さん」という世にも珍しいニューハーフなのだ！
「といっても、お寺の息子ってわけじゃないんです。少し家庭環境が複雑で……私、お寺に預けられて育ったんですね。で、お世話になりながらお寺の修行をさせられてたんです」
そして大学も、自然とお坊さん系の大学に進学。
「で、大学３年のときから、こんな風になっちゃったんですよ（笑）」
聞けば、彼女が女性を目指し、自己流でメイクをし女性ホルモンを打ち始めたのは３年前、18歳のときだとか。しかし、そのときの彼女はお坊さん。お寺さんには黙って、こっそりやってたにしても、よくバレなかったもんですね。
「いや、危ないときはありましたよ。ホルモン注射のお陰で胸が少し膨らんできてたんですけどね……」
お寺の修行で滝行にいったときのこと。お坊さん仲間が上半身裸の彼女を見て怪しんだ。
「先生、その胸……」
「筋肉です」
で、ふんどし一丁で滝に打たれながら……。
「でも先生、それオッパ…」
「筋肉です」
あはは、そこは言い張るしかないですよねぇ！
「その後、豊胸でEカップにしてからは滝行には行ってないんですが、あれは気まずかったですねぇ」
実は弟子もいる立派なお方？
見た目がすっかり女性になってしまった、れいさん。彼女が所属していた宗派は頭を剃っていなければならなかったため、現在はお寺には所属していないのだとか。では現在は女優一本？
「いえいえ、女優はまだまだかけだしですから。今の職業は？ と聞かれたら、フリーランスの祈祷師ってことになると思います」
おお、まさに亀頭（きとう）のある祈祷師（きとうし）！ どんなことをするのかと尋ねると、
「大学で学んだ心理学と宗教的な観点からカウンセリングしたり。ときには除霊したりもしますよ」
じょ、除霊ですか。
「あ、お寺さんが大忙しの時期には、お通夜にかり出されることもあるんです。で、そんなときに限って所属事務所からAVのお仕事の電話がかかってきたりして。ご遺族の方には申し訳ないですよぉ。ちゃんと正装しますけど、ニューハーフがお経読むんですから（笑）」
確かにねぇ（笑）。でも彼女、元はちゃんと修行を積んで、経験も実績もある立派なお坊さん。実はお弟子さんもたくさん抱えているんだそう。
「私が更正させた元不良の弟子がいるんですけどね。逆に私が道をハズレちゃったっていう（笑）」
そのお弟子さんは、彼女がニューハーフだと知ったとき、心の整理がつかなくて大暴れしたそう。
「でも、いまは理解してくれてます。私のAVも買ってくれて、わりと有り難いお経本の横に私のAVを並べてくれてます。封は切ってないみたいですけどね」
さすがにお師匠さんのセックス映像は、弟子としては見られないでしょー!!
（掲載/「実話大報」2017年10月号）
