おじさんにはとっては、なかなか入りづらいクラブという場所。ところが大阪のクラブでは、ちょっと事情が違ってきている。今もっとも楽しい遊びはコレだ!
スーパーVIPにいるのは名のある芸能人たちだった
クラブはクラブでも踊りの方のクラブは、アラフォーやアラフィフとは無縁な場所と思われがち。だが、大阪のクラブでは最近、いわゆるバブル世代の来店が高くなっているという。
「若い世代のクラブ離れが著しく、たとえ来ても若い男は酒もあまり飲まないし、お金を落とさなくなっている。そこで打開策としてVIPルームにバブル世代を呼ぼうという機運が高まったんです」(クラブの黒服)
誘い文句は「キャバクラよりも安く遊べるよ」である。キャバクラが閉店後、ホステスたちがクラブに流れることは多々ある話。このキャバ嬢に限らず、黒服が大学生たちをVIP客に紹介。「あのコたちと話したい」といえば、黒服がナンパを代行してくれるとも。
「クラブによってまちまちですが、VIPでシャンパン1本抜くのが最低条件。店によってはフルーツ盛り合わせやオードブルが必須なクラブもある。ただ、値段は安くて2人で2万5000円ほどです」
確かにキャバクラで遊ぶよりも随分とお値打ちだ。大阪の某クラブではお忍びで来た芸能人と会うこともあるし、VIPのさらに上のスーパーVIPでは会社経営者や芸能人が我が物顔で座っている。
「スーパーVIPはひと席で20~30万円。新地のお姉ちゃんがいる店に行くと考えれば同じぐらいの値段。しかも、スーパーVIPにいるイコール金持ちなんで、女のコの目が明らかに違うんですよ(笑)」(某DJ)
そこで大阪ミナミの人気クラブ『A』に向かった。
シャンパンでベロベロになった女子大生とホテルへ
このクラブの平均年齢は20代前半。にもかかわらず、VIPにいる男の年齢層は確かに高い。週末のVIPは基本予約しないと入れないと言い、VIPについては一見お断りのクラブもあるようだ。
驚いたのは隣の席にいた3人組だ。女のコが隣に座るなり、一人はDキス。まるでハプニングバーの様相だ。「軽い女のコも多いからガンガンいっちゃって」とは顔見知りのDJだ。基本、数組の女のコを店員は連れてきてくれるとか。
最初に現れたのは2人組のOLだ。軽く挨拶して乾杯。ノリは実にイイ。だが、愛想が良かったのは最初だけで会話がなかなか弾まない。しばらくすると、「トイレに行く」と2人は立ち上がると二度と戻ってこなかった…。
店員を呼んで次の女のコの手配を依頼。すると、見た目から若そうな2人組が登場だ。女子大生で今は21歳という。
「このクラブは2回目です。奢ってもらえるんですか!?」と嬉しそうなTチャン。ルックスは普通でも暗い照明とこの若さが数倍にも可愛く見せて戦闘モードに突入だ。
「高校時代から付き合っていたカレシと最近別れたんですよ。遠距離だったんですけど、隠れて私の友達と付き合ってたみたいで。二股されたんですよ。酷くないですか」
ゴキゲンななめなせいか、かなり飲んでいるご様子だ。シャンパンを注ぐと彼女の方から膝に手を置いたりとボディタッチが激しい。試に腰に手をかけて引き寄せても嫌がる様子はない。これはもしかして…。意を決して抱き寄せて顔を近づけると向こうからキスをしてきた。こうなれば話は早い。
「外に出よっか?」
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