医者や患者の言いなりになり、都合のいい性欲処理道具にされる美しいナース……
AVの世界では定番のストーリーだ。
しかし、記者の目の前に現れたのは、現実世界に生きる〝断れないナース〟だった!!
争い事が苦手で断れない女に!
世の中には、何かと他人につけ込まれやすい、
「私……頼まれると断れない性格なんです」
という女性がいる。ソンをすると分かっていても、相手に強く出られると要求を拒むことができない、そんな女性だ。
「私、争いごとが苦手で。自分が引けばきっと丸く収まる……常にそういう考え方をしてしまうんです」
自らの〝断れない〟心理をそう自己分析するのは今回、顔出しNGを条件に本誌の取材に応じてくれた古市恭子さん(仮名)。
そして、そんな彼女の職業は……そう、白衣の天使、看護師だ。病院で働くナースが〝断れない女〟だとしたら……考えただけで下半身が充血してくる。
「たぶん、想像された通りです(笑)。私、以前にナースが主役のAV動画を見たことがあるんです。私のことをそのまま映像にしたみたいな感じで……本当に恥ずかしいです」
と、顔を赤らめる恭子さん。そんな彼女の断れない性格が、初めて男の欲望に利用されてしまったのは3年前のことだとか。
「右足を骨折して入院してた、田中さんという50代の男性でした。少し横柄でわがままな感じの、私の苦手なタイプだったんですけど……」
すこし戸惑うような表情をした彼女が、その日の出来事を振り返った……。
入院患者に手淫求められて…
「古市さーん、体中汗だくだからさー。濡れタオルで体拭いてくれよ」
大部屋でほかの患者の体温計を受け取っていると、部屋の隅のベッドで骨折した足を吊られた田中が恭子に声を掛けてきた。
「わ、分かりました。すぐ戻るので少しお待ち下さいね」
恭子はそう言って部屋を出た。
(田中さん、声が大きいし、少し恐そうで苦手なんだよなぁ……)
そんなふうに思いながら濡れタオルを片手に部屋に戻り、田中のベッドの脇にくると、恭子は仕切りのカーテンをザザーと引いた。
「パジャマのボタン、外しますねぇ」
そう言って田中の上半身をはだけさせ、冷たい濡れタオルで拭き始める恭子。
(あれ……田中さん、なんだか今日は大人しい?)
何も言わず目を閉じ、恭子に身を委ねている田中を見てそう思った。が、次の瞬間……。
「た、田中さん!」
「しっ」
思わず声を上ずらせた恭子を田中が制した。しかし、恭子が驚くのもムリはない。なぜなら田中は、いつの間にか露出させたイチモツを片手でシゴいていたからだった。
「入院して1週間だろ……もう溜まっちゃって限界なんだよ。な、ちょちょっと手でやってくれよ」
カーテンの向こうにいる大部屋の患者に聞こえないよう、田中は恭子の耳元にこう囁いた。
「まずいですよ……こんなのバレたら、私クビになっちゃいますから」
「誰にも言わねぇから、声出さなきゃ大丈夫だろ」
そういうと、田中は恭子の右手を掴み、自らのペニスに導いた。が、恭子は手はグーにしたまま、開くことができない。
「ほら、頼むよ、人助けだと思って……な?」
〝人助け〟という言葉に反応したのか、恭子の握った拳が徐々に緩んだ。
(あぁ、どうして私は、こうも断れないんだろう……)
自己嫌悪に陥る恭子だったが、ついに彼女の手の平は田中のイチモツを包み込んだ。そして、下を向いたまま握った手を上下に動かすと、田中の分身から先走った液体が次第に恭子の指を濡らしていった……。
断れないナースの面目躍如…!?
こうして、入院患者の要求を断り切れず、手コキで射精に導いた恭子さんだったが……。
「それ以来、田中さんは私が出勤する度におねだりしてくるようになって。退院する前日は〝最後に口でしてくれ〟って頼まれちゃって……」
さらに、周囲にはバレていないと思っていた彼女だったが……。
「隣のベッドに寝てた金田さんって大学生に、しっかりバレてたんです。で〝黙ってますから、僕のもお願いしますよ〟って……」
本人にとっては不本意だろうが、ここまでくると断れないナースの面目躍如といった感じだ。
そしてさらには、患者だけではなく医師にまで目をつけられてしまったという恭子さん。
「全然私のタイプではない先生から告白されたんですけど断れなくて……付き合い始めちゃったっていうか」
その医師は、彼女が患者のペニスを性欲処理していたことなど知らないそうだが……やはり、どこかで彼女の〝断れない女〟の臭いを嗅いでいたのだろう。
「勤務中に屋上でフェラさせられたり、ボイラー室でセックスをせがまれたり。本当に私、みんなの都合のいい性処理道具ですよね……」
と、記者の前で溜め息をつく彼女。インタビューを終え、写真を撮らせてくれるようにお願いすると……。
「エッチな本ですもんね。それにギャラもいただきましたし……仕方ないですよね。どうすればいいか言ってください」
断れない女が、自ら断れない女であることを受け入れた、そんな感じだった。そして彼女は、記者の要求するがまま、カメラの前で淫らな姿を晒すのであった。
(掲載/「実話大報」2017年12月号)