死ぬまでに一度は乱交パーティに参加してみたいけど、どこで探せばいいのか分からない……
そんな方のための乱交ガイドをお届けいたします!!
宣伝派と口コミ派に分かれる乱交
そこにいるのはセックスに溺れる男女のみ。社会的身分など全く意味をなさず、全ての男女が裸になり、性欲の赴くのままに混じり合う……それが乱交パーティだ。
怪しい店の三行広告がスポーツ新聞の一面を賑わせていたのは10年ほど前の話。当時、そこには「乱交」の文字も数々踊り、電話さえすれば簡単に参加することができた。
しかし、警察当局の摘発で、パーティの数は激減。同時に裏風俗全体が、大っぴらに宣伝することができなくなり、それによって風俗系の三行広告を掲載する新聞も激減した。
結果、乱交パーティは地下に潜ることになり、主催者にたどり着くのが容易ではなくなった。スポーツ新聞に堂々と「乱交」と宣伝できた時代に比べると、格段にハードルがあがってしまったのだ。
しかも、ネットで「乱交」と検索しても、ヒットするのはAVばかりで遊びとしての乱交情報にはなかなかたどり着けないのが今の現状。三行広告が残っている一部のスポーツ新聞には「趣味の会」「趣味の集い」といった意味合いのフレーズで乱交サインを送っている店もあるようだが……。
「今は、乱交主催者のやり方がふたつに別れてますよね。多少のリスクをとっても何かしらの方法で宣伝するか……もしくは完全に口コミで安全に開催するか、このどちらかに」
と語るのは、本誌でもお馴染みの風俗ライター、デンジャラス阿部氏。いわく、前者の宣伝系は雇われた女性が多く、入れ替わりも激しいため、より風俗色が強い。後者の口こみ系はある程度メンバーが固まってしまうが、趣味のサークル色が強くなるそうだ。
では次から、この2者を探す方法を阿部氏に聞いていくことにしよう。
【宣伝派】毎回新しい女性と乱交できる利点
「まずは宣伝派のパーティですが、その宣伝方法はほとんどがネットに頼っていると言っていいでしょう」
とは言え主催者も、風俗案内サイトに乱交パーティと広告を出すわけにはいかない。阿部氏いわく、そこで利用されるのが、
「無料の出会い掲示板です」
とのこと。ヤリ目の男性と援助目的の女性が自由に書き込みできる掲示板、これに乱交主催者の書き込みが見られるらしいのだ。
「都内のホテルで乱交しまーす。人数限定ですので、参加希望の方は早めに連絡くださいねー」
「仲良し4人組の女子です。乱交したいんですが男性が集まりません。参加希望の方いませんか?」
素人が書き込んだふうを装うが、これらは9割方が乱交業者。
「掲載されている番号は、いつでも解約できるプリペード携帯で、もちろん店名なんて書きません。1ヶ月後、以前参加したパーティの連絡先に電話しても使われていないといったことも多いですよね」
中には、参加者には別の電話番号を書いたメンバーズカードを渡し〝次回からはこちらの番号におかけください〟と、お客を確保する主催者もいるとか。
「料金は3時間で2万円から3万円。さっきも述べた通り、参加しているのは主催者に雇われた女性たちで、入れ替わりも激しいようです。風俗色は濃くなりますが、参加する度に新しい女性とセックスできるというメリットはありますよね」
乱交初心者の方は、出会い掲示板をこまめに見て、宣伝派のパーティを探す方が簡単かもしれない。
【口コミ派】ハプバーやSMバーで情報収集!
「続いては口コミ派の乱交パーティですが……正直、これを探し当てるのは簡単ではありません。よほどエロいアンテナを張ってないと、話が入ってきませんからね」
と苦笑いする阿部氏。ここに、氏が遭遇した超希少なケースをご紹介しよう。
「飛び込みで池袋のスナックに入って飲んでいたときのことなんですがね……」
ホステスは三十路後半ながら露出が多めの衣装で美人揃い。ムラムラした氏が、
「ママ、お姉さんたちが色っぽすぎてムラムラしちゃったから、風俗で遊んで帰るわ。お勘定して」
と席を立った次の瞬間。ママが氏に近づき、耳元でこう囁いたと言うのだ。
「風俗、よく行くんだぁ。ね〜え、乱交に興味ない? 次の開催が決まったら電話してあげるから連絡先おいてってよ」
まさか、スナックのママから乱交の誘いを受けるとは思いもしなかったと阿部氏。
「実際に連絡がきたのは1週間後。場所はママが借りてるマンション。普段は男を住まわせている部屋だそうで、生活感が満点でした(笑)。参加費は2万円で女性3人、男性3人が集まりました。参加者にそれとなく話を聞くと、男性はみなスナックの常連。女性は店のホステスではなく、みんな〝ママの知り合い〟と言って、それ以上のことは教えてくれませんでしたけどね(笑)」
阿部氏以外のメンバーは全員が顔見知りらしく、
「木下さん、相変わらず回復が早いぃ(笑)。今日は何発目標?」
と、アットホームな空気が流れていたとか。しかも、女性たちも積極的。お客に促されて渋々といった感じは一切なく、談笑中も自らチ●ポに手を伸ばす、といった雰囲気だったそうだ。
さらに……関西方面からは美人キャバ嬢が馴染みの客に声をかけ、3時間7万円の参加費で乱交を開催しているという情報も耳にする。若くて可愛いキャバ嬢たちと乱交できるならと、高額にも関わらず5名の男性枠は毎回すぐに埋まるとのことだ。
「このような口コミ系の乱交パーティに詳しいのは、ハプニングバーやSMバーの常連たち。店に通って仲良くなれば、いい情報が入ってくるはずです」
と阿部氏。乱交に興味があるという、読者諸兄の健闘を祈ります!
(掲載/「実話大報」2018年7月号)