夏は野外露出が激増する季節。
その強烈なスリルがもたらす圧倒的な快感は、一度味わったら病みつきになるという――。
背面騎乗位で怒涛のピストン
広大なネットの世界。そこには、露出マニアが同好の士を探すのに利用する変態掲示板も存在する。そんな中で記者が見つけたのが、
「●月●日、深夜12時からカーセックスをするので覗いてくれる方を募集しています。夫43歳、妻36歳」
という書き込み。露出好きの変態夫婦がデバガメを募集していたのだ。さっそく応募したところ、すぐにOKの返信がきた……。
そして、その日の深夜。都内の某駐車場に向かうと、そこには指定された車種の車。ルームランプの灯りが、ぼんやりと車内の男女を浮かび上がらせていた。どんなド変態かと、そっと近づいてみるとダンナはスーツ姿の落ち着いた紳士風で、奥さんも清楚な雰囲気。こんな夫婦が変態行為にハマッているというんだから、人間わからないものだ。
そして時刻は深夜12時。予告時間だと思っていると、車内のふたりがキスを始めた。そして、ダンナが奥さんの服を脱がせ始め、こちらに見せつけるように豊満な胸を揉みしだくと、奥さんも体をクネクネさせて身悶える。声こそ聞こえないものの、覗かれているのを意識し、奥さんは早くも感じまくっているようだった。
やがて、狭い車内で腰を浮かすような仕草をするダンナ。そして、外から覗く記者の視界から奥さんの姿が消えた。どうやらフェラチオが始まったようだ。通行人を装って車に近寄ると、ダンナと目があい、お互いに黙礼。変な連帯感が生まれたところで、本格的なカーセックスが開始された。
ダンナが全裸の奥さんを膝の上に乗せ、そのまま背面騎乗位でドッキング。フロントから覗く記者に気づいたのか、奥さんは腰をクネらせながらも恥ずかしそうに両手で顔を隠し、やがて体をガクガク震わせて、ついに絶頂。そのままダッシュボードに崩れ落ちた……。
事後、「大変興奮いたしました、ありがとうございます」とダンナにお礼のメールを送ると、すぐに返信が。 「妻も大変興奮し、あなたのことを気に入ったようです。今度3Pしませんか?」
覗き掲示板は、3Pへの入り口でもあったようだ。
(掲載/「実話大報」2018年8月号)