病的なまでにセックスに依存してしまう「セックス中毒」という病。ハリウッドスターや、スポーツ業界で知られる病理が日本の一般人の間でも感染していた!(後編)
※急増する“セックス中毒”の実態とは!?記事前編はこちら↓
美貌のセレブ妻に迫られて 不倫関係に陥ってしまい…
これらの基礎知識を得た上で、問題の手紙をくれた刈田さんと直接会って、詳しい話を聞いてみた。彼は一見、ごく普通の独身サラリーマンで、決して人妻を誘惑するような遊び人タイプではない。
「出会いの場は絵画教室でした。相手の女性はエリート官僚の夫を持つ37歳の女性。教室でも目立って美しく、態度も高飛車でした。しょせん縁がない女だと思って、気にしてませんでしたが、ある日、授業が終わると彼女の方から声をかけてきたんです」
彼女は「お互いにデッサンし合おう」と誘ってきたという。
「驚きましたが、そう不自然なことでもないですし、彼女の自宅についていきました」
豪邸には専用のアトリエまであったという。さっそく二人は絵を描き始める。
「ところが、ロクに絵を描きもしないうちに、いきなり身体を求めてきたんです。私も男ですから、あんな美人にせがまれて断れるはずもありませんでした。アトリエでの不倫セックスは興奮しましたし、その日だけで3回も求められました。でも、自分がそんなにモテるとは思えないし、これは別に何か理由 があるんじゃないかと思ったんです。実はダンナが裏にいて脅されるんじゃないかとか」
不安になった刈田さんは、同じ教室に通う別の男性に相談。すると、他にも穴兄弟が何人もいることを知った。その後、彼女のセックス中毒を疑うようになったのだという。
セックス依存症を治療するためには
日本では、セックス依存症を扱う病院やクリニックは、まだごくわずかしかない。そのためにどうしていいのか分からない患者も多いようだ。
最初からセックス依存症と自覚できる人は少なく、他の精神疾患にまぎれて併発している場合もある。まず各都道府県の精神保健福祉センターに相談し、専門治療機関を紹介してもらい、相談するのが近道のようだ。
(記事引用元=ズバ王)