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第二回風俗転職フェアが開催決定!なぜ今、風俗業界の求人でリアルイベントを?!担当者に話を聞いてみた。

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今年5月18日に、風俗業界初の転職フェアが開催されました。デラべっぴんRでも密かに潜入取材をさせてもらっていたのですが、なんと来る10月26日に早くも第二回の開催が決定したとのこと!

怖い」「怪しい」「騙されそう」そんなネガティブイメージの払拭を目指し、真剣に情熱を持って働く人材を渇望している現在の風俗業界。当イベントの責任者である求人サイト『FENIX JOB』プロジェクトマネージャー・新海亨さんに、今回のフェア開催の目的や業界の求人にまつわる現状、そして今後の展望についてもお聞きしてきました!

■昔と今とで全く違う!「風俗業界で働く人」の実情

——5月18日に行われた第一回風俗転職フェア。私も足を運ばせてもらいましたが、想像以上の大盛況でしたね。どの企業も求人に対し非常に真摯に取り組まれており、風俗という業界の印象を良い意味で覆してくれました。

新海亨さん(以下、新海):ありがとうございます。お陰様で、前回は113人の方に来場していただくことができました。今回の目標来場数は、それを遥かに上回る150〜250人を目指しています。

——それはまた大きく出ましたね!

新海:前回に比べて会場もスケールアップしてますからね。正直なところ、第一回は前例がないことから「人が来るわけない」と、業界内でもかなり厳しい見方をされてました。でも、初回の実績を踏まえて、第二回目は地盤固めの意味でも成功させたいと思っています。

——これまでも『FENIX JOB』は、他の風俗男性求人とは一線を画したサイトとして注目を集めていました。「とにかく稼げる!」の決まり文句一辺倒だった世界に彗星の如く現れたような印象です。

新海:サイトが出来たタイミングとしては、業界全体に「普通の人」が働くのが当たり前になったくらいだったんですよ。市場が厳しい中、一般の会社でも必要とされるスキルが求められ始めたんです。

——具体的にはどの様なスキルなのでしょうか。

新海:例えば、マーケティングや企画立案、集客、営業などに関する論理的な思考ですね。

——一般企業が求める人材と変わらないですね。業界がそういった流れになったのは、いつ頃からなのでしょうか。

新海:恐らく平成5年くらいからではないかと。ちょうど届出を出せば誰でも出店できるデリヘルが出現し、一般人が脱サラをして始めるパターンが増えたんですよ。それによって店の数が増加して飽和状態になったことは、業界が求める人材が変貌していったきっかけの一つではないかと思います。

——ちなみに、それ以前の風俗業界で働く人ってどの様な方だったのでしょうか。

新海:それはもう、皆さんが想像している通りというか(笑)。参入障壁が高い業界だったので、反社っぽい人や危ない人が圧倒的に多かったと聞いていますよ。

——そう考えると、僅かな期間で大きく業界の色が変わってきたと言えるのかもしれませんね。

新海:そうですね。デリヘル発足以前は新聞の三行広告での求人でじゅうぶん人材がまかなえた時代だったそうです。でも、今やそれでは企業として厳しい状態になっているのは確かです。

——その上で、サイトだけでなく敢えてリアルイベントにも進出を決めたわけですね。このイベントの開催はいつ頃から考えられていたのですか?

新海:企画の段階でいえば、『FENIX JOB』の設立当初からですね。

——そんなに早くからですか!

新海:当初から「年収1000万円」などの、あからさまな謳い文句だけではないサイト運営を目指してきました。でも、どうしても文章だけでは伝わらない部分が大きい。やはり風俗店は「ちょっと興味がある」程度では、現場を見に行くことがなかなかできない職場です。だからこそ葛藤は常にありました。

——なるほど。イベントであれば、その部分はクリアされますよね。何しろ、実際に働いている人たちに確実に会える場ですから。

新海:「どんな人が働いているのかを伝える」、これがうちの求人サイトとしての価値であり、求められていること。その一環として『風俗転職フェア』の開催があるんです。

■「風俗は素晴らしい仕事」と言いたいわけではない

——第一回の成功実績を踏まえ、第二回を開催するにあたっての課題はありますか?

新海:前回の来場者は業界未経験者が圧倒的に多かったんです。なので企業とマッチングしても即戦力というよりも「風俗の会社で何をするのか」を聞くに留まって終わってしまって……。ただ、もしかしたらこれは開催数を重ねることで、解消していく問題かもしれません。

——前回からあまり間を開けずに開催するのは、そういったことが理由でもあるのですか?

新海:はい。とにかく風俗で働くことを考えてもらうきっかけを増やしたい、たくさんの方に考えてみて欲しいと思ったことは大きいです。

——新海さん自身、風俗業界で働くことをどの様に考えられていますか?

新海:この業界の仕事は、まだまだ成熟しているとはいえないので一定のスキルがあれば活躍がしやすく、経験値を上げやすいと思います。ただ、誤解されやすいのですが「風俗業界で働くことこそ素晴らし」と言いたいわけではないんです。どんな仕事にも、楽しいこと辛いこと両方の側面がありますから。

——なるほど。「風俗業界は良いところだぞ」と声高に湛えたいというわけではないのですね。

新海:飲食業界や広告業界などと同じ位置で「風俗業界」を選択肢の一つとして増やせたら……という感覚です。あくまでも転職の選択肢のひとつとして、その中に入れてもらえるように情報を提供していきたいと思っています。

——新海さんも他業界から『FENIX JOB』へと転身されたそうですが。

新海:そうなんです。もともとは不動産業界にいたんですよ。その後でクリエイティブな仕事をしたくて、今の会社に入ったのですが、入社当初は風俗系の仕事ではなく、途中から立ち位置が切り替わった形です。

——その時、抵抗感はありませんでしたか?

新海:無かったですね。題材が何であれ、やれる人は結果を出せると思ってましたから。だからこそ「風俗だから」と間口を狭めてしまうことは勿体ないと感じるんです。いつかまた別業界に転職するにしても、風俗業界で培った経験はその後に応用できるはずです。

——「怖い」「怪しい」などの風俗業界への偏見も決して無くなったわけではないでしょうけれど、少なくともこのイベントで実際に働いている方々にお会いすれば、不安や心配は無くなると私は思います。

新海:はい。この業界を知りたい人に、知りたい情報を伝える、これが今回のイベントの大きな役割です。少しでも興味を持たれた方は、ぜひ10月26日に「風俗転職フェア」へ足を運んでみてください。

——ありがとうございました。

第二回 風俗転職フェア
日時:10月26日(土)10:50〜18:00(10時30分開場)
場所:フクラシア品川クリスタルスクエアホームA
(JR品川駅港南口より徒歩8分)
参加企業:12社
来場者:先着150名様
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