──やっぱり自分がどう見られてるかは意識してる?
「うーん…、こう見られてるだろうなとはあるけど、すごく無理してイメージを守ろうとか、逆に壊そうというのもないです」
──散々言われてると思いますけど、AV女優でありながら、非常に処女性を感じさせます。周囲もそのイメージで見ていますが、本人的には疑問に思ったりはしません?
「うーん。なくはないけど、無理に下ネタを振られたりしないので、そこは楽かも(笑)」
──ネットなどでは、終身名誉処女と呼ばれたりもしています。根本的な質問ですけど……つぼみちゃんって処女なんですか?
「ふふふ、そうかも知れないですね(微笑)」
──結構ハードな作品にも出ているのに、それでも次の作品を見ると「処女なのかも」と思わせる雰囲気があります。つぼみちゃんって意図的に感情を隠しているわけでもないけれど、素顔が見えないというか、底が見えないんですよ。
「ええー、そうですか?」
──撮影やイベント以外のつぼみちゃんの日常ってブログなどには綴られているけれど、本当にこの世のどこかにプライベートなつぼみがいるって気がしないと言いますか。
「結構、庶民派っぽいブログを書いてるんですけど、プライベートが不思議だとはよく言われますね。人見知りではあるんですけど、特別、壁を作ってるわけじゃないのに」
──うーん、やっぱり謎だ。これもよく聞かれてると思いますが、そもそもどうしてAV女優になったんでしょう? お金に困っている風でもないし、AV女優であることにアイデンティティを求めた風でもない。その理由がよく分からないな、と。
「アルバイト雑誌を見て、それで電話したらAVのプロダクションだったんです」
超絶レズテクであなたの彼女を寝取るウーマン つぼみ
──それで実際に一線を超えて女優になるのって、すごくドラマティックと言うか、普通に考えたら大事件ですよね。
「何でですかね……。それまでは百貨店の子供向けの雑貨屋さんみたいなところで働いてたんですけど、私に普通のOLはたぶんできないと思ったんです」
──AVなら自分にもできそうだった?
「うーん、他のことができないからAVに逃げたというのとも違うんですよね。AV女優が特殊な仕事だというのは分かるけど」
──自己顕示欲が強くてスターになりたかったわけでもない。
「あんまり社会的に認められたいというのもないです。プライドが低いのかも?」
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