昨年11月にMs.SODからデビューした、現役OLのAV女優・吉永このみちゃん。前回はコロナ禍でAVデビューを決意した話や、毎月購入する大好きなAVジャンルの話、さらに自身の恋愛観まで語ってくれました。後編では、自分の出演作についてAVユーザーの目線でたっぷり語っていただきます!(全二回・後編)
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普段の私なら有り得ないことを、この作品ではしちゃってるんです
—— このみちゃんのデビュー作、『脱いだらスゴイ現役丸の内OL 吉永このみ AV Debut』。これが人生初めてのAV撮影になったわけだけど、撮影の時の感想をぜひ聞かせてもらえるかな?
吉永このみ(以下、吉永) ぶっちゃけてしまうと、ただのユーザー視点の感想でしたね。『撮影の裏側ってこんな感じなんだ』って、今まで見てきたAVの世界の中に自分がいるっていう感動が最初に襲ってきました。
—— じゃあ、カメラがまわってもあんまり緊張はしなかったの?
吉永 いえいえ。前の夜は眠れないくらい緊張してましたよ。最初の絡みのシーンでも周りにスタッフさんもいっぱいいたしパニックになっていましたし……。気持ち良かったのは確かなんですが、エッチに集中することはできなかったです。ガチガチだったと思います。
——なるほど、そこは新人女優さんらしく、初々しい感じだったんだね。じゃあ、もし自分でデビュー作をレビューするとしたら、どんな風に書くと思う?
吉永 えっ、自分でですか?!そうだなぁ……デビュー作ならではの流れは推しポイントとして挙げたいですね。絡みのシーンが進むごとに喘ぎ声が徐々に大きくなってくとか、だんだんリラックスしてきたな?とか、手に取るようにわかると思うので。今後の伸びしろには期待できるかも……って、こんな感じでいいですかね(笑)。
—— 面白い!でも、意外とちゃんと手厳しい!
吉永 やっぱり自分で見ると「ああすれば良かった」っていう女優目線の反省点も出てきちゃうから難しいんですよ。
—— せっかくだから、他の作品のレビューもして欲しいな。3作目の『羞恥を興奮が凌駕する…お上品なインテリ美女の恥じらいお下品淫語』。淫語モノというなかなかハードルの高いジャンルだけど、これは客観的に見てどうだった?
吉永 これは私が完全に淫語素人ということで、まず淫語とはどういうものであるかのレクチャーから始まる作品なんです。「上品だけど下品」っていうのがテーマなので、卑猥すぎずわりと丁寧な淫語を駆使してるんですよ。最終的には淫語初心者が自分なりの淫語で責めるようになるので、成長ドキュメンタリーとしても楽しめるはずです。
—— これまた素晴らしいレビューだね! じゃあ2月に発売された、4作目の『体液だくだく本気汁ダダ漏れつゆだくタイマン性交』のレビューもいってみよう。
吉永 この作品では本気汁も唾液もダラダラ垂らして潮を吹いて……ってやってるんですけど。実はもともとの私は、人のヨダレとかつくのが大嫌いで、キスして唇が離れたらすぐ拭くような女なんです(笑)。
—— ええっ、それはちょっと意外な素顔。そんなこのみちゃんが、こんなに体液塗れの作品に出演するって、その事実だけで興奮できちゃう気がするね。
吉永 でしょう? 私のこの人間性を含めて見た時に、この作品はめちゃくちゃエロい気がするんですよ。おじさんの指とか足とか舐めたりもしてるし……。普段の私だったら有り得ないことを、この作品ではしちゃってるんです。客観的に考えて凄くないですか?
—— もし、まだ見てない方がいたら、このインタビューを読んでからだとエロさが倍増するかもしれない!それにしても、このみちゃん本当にレビュー向いてるかもしれないなぁ。SNSでやってみてもいいんじゃない?
吉永 う〜ん……。でも、私が書いたっていうとファンの皆さんは優しいから、レビューの文章についても「面白い」って評価してくれちゃう気がするんですよね。
—— とことん、自分に対して厳しいな(笑)。
吉永 でも、やってみたいという意欲はあります!
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